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2006年02月26日

地域ふれあいフォーラム

 永山公民館で開催された第一回の地域ふれあいフォーラムに出かけました。さわやか福祉財団との共催で住友生命健康財団からも協賛をとりつけて開催されたイベントです。市民、行政職員も入った実行委員会により主催されたようでした。
 このフォーラムのキーワードの一つには‘団塊の世代’があったようで、2007年問題を意識した企画ないようになっていたように思います。多摩市だけではなく全国的にも「退職後の人生」をどうするのか・・・特に男性に問われているように思います。「会社から地域へ」をテーマにしたさまざまな取り組み、例えば「退職準備講座」のような企画も展開されているようです。

 ところで、今回のフォーラムで感じたこと。それは団塊の世代よりも一回りくらい年上の世代の方々が実行委員会の中心メンバーでもあり、参加者のほとんどは団塊の世代以上の方々ということ。やはり、一番ターゲットにしたい層の参加は少ないです。もちろん若い世代を含めてですが・・・。
 地域で活動する人の輪を広げて行くことは大きな課題ですが、このフォーラムに参加をして、改めてそのことを認識させられました。シンポジウムに参加していた方々の半分くらいは私も顔見知りの人だったので・・・(決して、私の顔が広いという意味ではありません。悪しからず)。
 でも、「男性参加者が多い!」というのは、うれしいことです。何せ、特にニュータウンの場合には、地域活動は女性が担ってきた・・・という歴史がありますので。とはいえ、昼間は「高齢者、子ども、女性しかいない」と言われてきた状況からはまだまだ抜け出せていない感じがします。
 やはり現役世代は忙しくて、地域のふれあいどころではないのでしょう。私も自分の友人たちの様子を見ていて、そしてまた両親のことを見ていてもそう思います。


 (以下、つぶやき)
 フォーラムでは「地域デビュー手引書」というのが配布されていました。中味については見やすいレイアウトなどこれからの工夫に期待したいと思うところもありますが、それはさておき、「これって、市長の鳴り物入り、市長直轄で進めている「市民活動情報センター」(4月にオープン予定)で初めて取り組むべき作業じゃないの?」と感じました。
 ・・・「市民活動情報センター」がなくとも、オープン前に完成してしまった「地域デビュー手引書」。個人的には当手引書を拝見し「改めて「市民活動情報センター」の必要性に疑問符がついてしまったのですが・・・・・。十分に今ある資源を活用していけば、新たな施設に投資をしなくても対応できるという証拠ででは?(ひとりごと)

投稿者 hisaka : 2006年02月26日

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