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2006年02月20日

つぶやき・・・

日野市議会議員選挙の結果が出ました。生活者ネットワークは議席を守ることができませんでした。同じくネットに所属する立場として、残念な結果です。結果に学ぶことは多いと思います。
 昨年は都議会議員選挙で6名いた都議を3名に減らしてしまいました。そしてまた、小金井の市議会議員選挙でも生活者ネットワークの議席を失っています。組織のあり方を含め、今後の活動展開を再考する時期にさしかかっているのかもしれません。真剣にやる必要があると思います。
 先週の土曜日、私は日野市議選の応援に行ったので欠席したのですが、東京・生活者ネットワークの定期大会がありました。事前に配布された議案書に「選挙は政治を変えるチャンス」という言葉があります。生活者ネットワークは政治をどう変えることができたのだろうか、そしてまた、政治をどのように変えていきたいのか・・・・市民に本当に伝えることができているのだろうか・・・・等々考えさせられます。

 政治のあり方に疑問を持つ人は決して少なくないはずです。でも、選挙が政治を変えるチャンスになっているかと言えば、必ずしもそう言えないと思います。投票率を見てもわかります。どうしてなんでしょう。疑問を抱いている人が多いわりには、投票率が上がってきません。
 一つには、やはり政治家のメッセージが市民に届いていないこと、伝わっていないこと、不足していることが理由に挙げられるように思います。もちろん地方議員の端くれの私も、そしてまた生活者ネットワークを含めて、既存政党全てにもその責任はあるのだと感じています。
 
 日野市議会議員選挙も投票率が下がっていました。最近の選挙は軒並み投票率がふるわず、投票率が下がる一方です。選挙戦で「まずは投票所に足を運んでほしい。」、「一票を無駄にしないで欲しい」との思いをそのまま言葉にしても、言葉どおりに受けてもらえないのでしょう。「私に投票して欲しい。」という風にしか受け取ってもらえないのかも知れません。「きっと裏があるに違いない」と深読みされている気がします。
 もちろん願わくば「私に投票して欲しい。」なのかもしれませんが、私自身はそれ以前に選挙がどんなに大切なチャンスであるのかを伝えたいなと思っています。自分で考え、自分で選んで投票行動にすること、とても価値ある意義あることのはずです。きれいごとすぎるとか、恰好つけすぎると言われるかもしれませんが・・・。


 それにしても、投票率が下がっていくというのはとても深刻です、そして心配です。意思表示しない人たちが大半。つまりは、過半数以下の人にしか支持されていない議会が税金の使い道を決めていくことにつながるのです。・・・それを「良し」としてもいいのでしょうか。私自身は疑問もありながら、現状で精一杯活動しているというのが現状です。

 多摩市でも4月16日に選挙があります。「低投票率」が今から心配されています。「政治を変えるチャンス」にできるかどうか・・・挑戦しながら望みたいものです。

 日野の選挙結果を通じて考えたこと感じたこと・・・つぶやいてみました。

投稿者 hisaka : 2006年02月20日

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