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2006年02月13日

頑張れ議会!

 「永山駅前雑木林を守る会」の会合も今日で9回目。毎回の出席者も固定化しつつあるものの、それでも10数名は参加しています。今は、議会で請願が採択された後の動向、市長と都市再生機構との交渉の行方を見守っています。

 都市再生機構は今年度末で多摩ニュータウン事業を収束させることが決まっており、できれば今年度中にケリをつけたいと考えているようです。おそらく市長も4月の市長選挙を控え、その前には決着をつけたいと思っているはずです。先日、市長から受けた説明では「雑木林を無償で譲受することは法的に不可能ということがわかった。」とのことでした。しかし、どういう意味で法的に不可能なのか・・・市長は「会計検査院とかの関係で・・・」と言っていましたが、その根拠がどこにあるのかがはっきりと示されたわけではありません。その時、あえて聞き返さなかったものの、何となく腑に落ちない感じがしていました。
 今日の会合でも、市長の「法的に不可能」との見解については、その詳細までしっかりと説明責任を果たしてもらいたいという意見が出ました。同感です。

 ところで、今日は議会に対する叱咤激励の声があがりました。議会として都市再生機構に何らかのアクションを起こして欲しいと言うことです。請願を採択したらそれで終わり・・・というのではなく、より有利な条件を獲得し、雑木林を市民の財産にするためには、市長のみならず議会としての行動も期待されるというのです。確かに市民の議会に対する期待感はあると思います。「議会にも行動してもらえるように、働きかけて行こう!」と市民たちはとても前向きです。正直、議会としての行動ができるのかどうか自信が持てない部分もありますが、市民からの働きかけに議長がどんな舵とりをするのかは注目です。
 
 「頑張れ議会!」というのは、実は議員にとって、議会にとって一番難しい課題ではないかと思う日々です。議員個々人へのエールにはそれなりに応えることはできるでしょう。しかし、「議会よ!」と言われたときには違います。個人ではどうにもならない力学が働き、思惑が絡みあい・・・・とてもとても難しいのです。「議会が頑張ってる!」「議会がよくやってる」と市民に感じてもらえるような働きを目指したいものです。

 
 「議会」がどうするのかは別として・・・・すでに私の中では、雑木林が市民の財産になり、その後も市民中心の保全活動が展開されるという・・・イメージはできあがりつつあります。それにしても小田急永山駅が工事により、とてもステキな駅舎になりつつありますが、唐木田行きのホームから雑木林への眺めはすばらしいです。春になり、芽吹く季節、花の季節が今から楽しみです。

投稿者 hisaka : 2006年02月13日

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