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2006年01月26日

活動拠点は必要だけど・・・・

 昨日の活動報告の訂正から。
 明日の「雑木林を守る会」の上映会ですが、こちらは守る会の活動記録ビデオ。そして「アースビジョン多摩」で上映されるスライドは「なな山緑地」という雑木林の市民による保全活動の紹介なども含めた内容とのことで、全く別物であるとのご指摘をいただきました。会議に出ておきながら、すっかり勘違いをしてしまったのでお詫びいたします。

 今日はネットの会議で先般示された「予算原案」のことが話題になったのですが、コミュニティセンターの必要性について、かなり議論がわかれました。私は「建設しない」派ですが、市民の活動拠点を多様につくるという立場からは、唐木田地域や和田地域にもコミュニティセンターがあってもいいだろうと考える「建設容認」派。もちろん、無いよりはあった方がいいのかもしれません。しかし、建設すると言うことはその後の維持管理経費などを含めて考えていくべきです。将来世代の負担のことをさておき、現時点での必要性だけで安易に判断することはできません。コミュニティセンターがある地域とない地域の「格差」を問題にする人もいるようですが、「だから全ての地域にコミュニティセンターをつくる」という結論にはならないというのが私の考えです。
 ところで、現在、第4次総合計画の後期計画についてパブリックコメントを募集中ですが、ここに示される予定の財政フレームの中でも今後5年間の「維持補修費」は2億円ほどしかありません。それにも関わらず、ハコモノを増やす方向には納得し難いものがあります。
  市民の活動拠点は確かに必要かもしれません。そういう要望も強いことは確かです。でも、活動をする「場所」ということだけを考えると、例えば、学校跡地施設や学校の空き教室などもあるわけです。今日は、コミュニティセンターにはそれなりの役割があるという意見もありましたが、「それなりの役割」しかないのであれば急いで建設する必要性がないと考えてもよさそうです。
 それにしてもコミュニティセンターのことで言うならば、和田地域には既に建設のために取得している用地があります。その用地を遊ばせたまま、唐木田地域の土地取得をするという順番もいささか疑問です。

投稿者 hisaka : 2006年01月26日

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