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2006年01月18日

地域安全安心マップ

 昨年に引き続き、諏訪児童館、青少協、PTAが主催の「北諏訪地域安全安心マップづくり」が開催されました。今日は「説明会」、次回は「取材活動」、そして最終回は「まとめの作業」(地図づくり)と全部で3回の活動です。昨年は残念ながら参加できなかったので、今年こそ・・・と思い、子どもたちとともにマップづくりを楽しみたいと考えています。
 
 このような地域マップづくりの取組みは全国各地に広がっていますが、授業の一貫としてでなく(例えば総合学習の時間などに取組むのではなく)、北諏訪小学校区のように、児童館や青少協、PTAの連携のもとで行われることが大事なことではないかと感じます。地域の人と関わりながら一緒につくりあげることの意義が大きいでしょう。専門家もそのことを指摘しています。


 さて、この取組みが成功する秘訣はやはり「中心人物」たる‘まとめ役’といえるでしょう。参加する子どもたちから大人までをとりまとめながら、最終回まで導いていく役割を担う‘人’です。
 北諏訪地域の場合には要を担っているのが諏訪児童館の男性職員なのですが、とても上手に場づくりをしてくれていると思います。子どもたちの主体性をいかに引き出すのか、その‘コツ’を心得ています。子どもたちとの会話ひとつをとっても、非常に上手です。なおかつ、日頃からとても積極的に青少協の活動にも関わっていることもあり、地域の人たちやPTAの方々との連携もスムーズ。地域マップづくりとは実はとても大変な作業です。青少協のメンバーだけでもできず、PTAだけでも取り組めないことだと感じます。やはり児童館の存在があって初めて、地域マップづくりが成り立つように感じます。

 なぜなら・・・・もちろん前年度の実践があることに助けられているのかもしれませんが、場のコーディネートをしていく児童館職員がいてこその活動だからです。安全安心マップづくりに対する知識があり、そしてマップづくりのスキルに基づいた白地図の準備、事務用品など裏方の事前準備なども含め、支えているのは児童館職員です。その点で、北諏訪地域のマップづくりは、いまや‘まとめ役’を担っている職員の力なくしては成り立たない活動になっています。

 ここで、ちょっとひとりごと。「彼が諏訪児童館から他部署に人事異動してしまっても、この活動が継続されていくだろうか・・・・。」そのことが少し心配です。北諏訪地域はいい人材にめぐりあっている気がしています。
 
 

投稿者 hisaka : 2006年01月18日

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