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2005年12月15日

ひとこと

 今日は傍聴はしませんでしたが、文教常任委員会がありました。パルテノン多摩の指定管理者の指定について等、審査は滞りなく終わったようです。昨日の「ごみの有料化他」の条例が審査未了になったことで、今朝の朝刊にも「事実上の廃案」という記事が掲載されていました。この記事(朝日新聞ですが)に載っていないことですが、あわせて「ごみの有料化に反対」を趣旨とした陳情は賛成多数で「採択」されている事実も見逃すことが出来ないと思います。改めて、議会最終日の本会議において陳情に対する「採択・不採択」が決まります。陳情についても議会の決定は、最終日に議題にならなかった条例の可否と同等の意味を持つと考えられます。

 ところで、私は今日は大学時代よりお世話になっている先生の授業に招かれ、「自治基本条例をめぐる住民・議会・行政」というテーマでの話をしてきました。自治基本条例に対してはいろいろと思うところがあります。特に、「条例が出来てから議会はどう変ったか」を考えてみると「暗澹たる思い」というのが今の私の心境にはぴったり。
 ちょうど明日の代表者会議では「議会への市民参加」ということが議題になると聞いているので、それについては前向きに考えたいと思っていますが、懸念事項としては代表者会議は非公式会議で議事録は残らないということです。そもそも、代表者会議という存在そのものが自治基本条例の精神に反するようにも感じるのは私だけでしょうか。「議会への市民参加」ということについては、私は代表者会議ではなく「議会運営委員会」にて、もしくは議会内に別のプロジェクトでも立ち上げて議論すべき事項だと感じます。議会で議論した形跡をしっかり残すべきだと思うからです。

投稿者 hisaka : 2005年12月15日

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