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2005年12月05日

定例会3日目;一般質問

 ごみの有料化。これに関連し、数人の議員が質問をしています。先月の末、市民の方が新聞の折りこみチラシで「有料化反対」の声明を出されましたし、定例会でも「有料化反対」を趣旨とする陳情が4つも提出されてます。今日はごみの有料化の前にすべきことが他にあるのではないかという視点からの質問でした。私もそれについては共感する部分があります。有料化することが、根本からの‘ごみ’の発生抑制につながるのかどうかは疑問だからです。有料化に賛成の態度を明らかにしている議員からは「ごみを減らすために、有料化するんだろう。」という野次が飛んでいましたが、私自身は「有料化=ごみが減る」と結びつけることには納得がいかず、対処療法にしか過ぎないと思っている一人です。分別の仕方が変るだけであって、排出するごみの量はそれほど変らないようにも思うからです。実際にはやってみないとわからないという面があるのかもしれませんが・・・。
 今日の質問者は発生抑制という観点から、例えば「NO!レジ袋」運動等を強化していくべきで、マイバックの普及などにもっと力を入れるべきだと提案していました。いずれにせよ、現在、ごみ袋になっているレジ袋は、有料化になれば‘ゴミ袋’としての使い道ができなくなります。そうなれば、「レジ袋の辞退率」は増加するのでしょうか。相変わらず、買い物したときにはレジ袋はもらう・・・で、ゴミ袋には使えないから、そのまま捨てる・・・というのでは意味がないという意見も出ていることは確かです。その点ではごみの有料化にあわせて、レジ袋の有料化を考えることは有効だと思います。
 ネットの話合いでも有料化に賛成するのかどうか、そのメリットデメリットを一覧表意まとめながら議論しているところですが、最終的な態度はもう少し議論の内容を吟味して決めようと考えています。

  

投稿者 hisaka : 2005年12月05日

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