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2005年11月24日

「会議の役割」

 今日は土地開発公社の評議会がありました。今回は保有している一ノ宮の土地を多摩市に売却をすることについてが議題でした。土地開発公社の土地を早く整理しなければならず、今回の物件を除けば、あと残りは2ヵ所。それについては来年度に多摩市に所有権を移す予定です。それにしても今回の場合、処分価格は利息を含めて約12億円。当時、購入した時の土地の価格は約10億円。すごい利子!塩漬けしている間に市民の負債が雪だるま状態でふくれあがっているのです。それでも、多摩市は近隣自治体よりもまだ‘マシ’と言われてしまうのが実情です。
 それにしても、毎回、あっという間に終わる評議会は、今日も10分あまりで閉会。そのくらい土地開発公社の役割がなくなっているわけです。そのことを実感しました。


 ところで、22日の活動報告で「多摩市安心安全まちづくり協議会」のことを書きました。その中で、私は予算の時にこれについて報酬などが計上されていた気がしていたのですが、実はご指摘をいただいて、確認したところ当協議会のメンバーに対する報酬などは計上されておらず・・・・つまり、メンバーの皆さんがボランティアで行政の呼びかけに応じていたことがわかりました。忙しい中、時間を工面して集まってくださっている方々。それなら、尚のこと、行政の責任は重いはずです。同じように市民などを集めて開催している会議であっても報酬が出ている場合もあります。それとこれとはどう違うの?・・・ということも整理をする必要があるでしょう。「要綱で設置しているから」と言うのも理由にはなりません。他に要綱で設置されている会議もありますが、それには報酬が出ているものもあるからです。
 「一体、この協議会に何を求めているのか。」、行政は再度、そのことを確認し、協議会メンバーに明らかにする必要がありそうです。最も、担当所管のくらしと文化部だけで考えるのではなく、市全体としてこの協議会の位置づけをどうしていくのか明確にすべきです。
 比較すべき問題ではないかもしれませんが、「会議の役割」を比べれば・・・・そろそろお役目終了の土地開発公社の評議会とはちがって、「防犯のネットワークづくり」というのは今、喫緊の課題の一つだと思われます。

投稿者 hisaka : 2005年11月24日

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