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2005年10月30日

進む議会改革(その2)

 議会だよりの発行日でした。トップページは議会運営委員会により編集されています。見出しで目に飛び込んできたのが「進む議会改革(その2)」でしたが、「その1」について記憶にある市民の方がどのくらいいるだろうか・・・・と一抹の不安が・・・・。そんな私も、「その1」の内容がなかなか思い出せないのでした。
 「その2」というのは決算特別委員会の改革についてですが、「日本初!議会による事務事業評価」というタイトルには私もびっくりしました。議会だよりの2ページ目の最下部に注目をした方は、もしかすると議会ホームページに掲載されている個人ごとの事務事業評価表【平成16年度決算審議(個人評価表)】にも目を通されたかもしれません。・・・・さて、この議会の審査方法に対する市民からの評価が欲しいところです。ちなみに、市議会ウオッチングニュース第30号(多摩市議会ウオッチングの会発行)では、今後は審査の中に「市民参加型」の手法の導入の検討をしてもらいたいと提言してありましたが、いつもは、とても手厳しいウオッチングの会からの評価としてはまずまずで、「試行錯誤的なことは避け難いだろいうけど、何とかいいものにしていきたい。」と述べてありました。

 議会だよりでも、例えば予算や決算の態度の記載についても、会派ごとではなく議員ごとの態度が表記されるようになりましたし、今回の決算審査の事務事業評価表も議員ごとに態度が明らかになっている点など、市民への説明責任を果たせるような仕組みが前向きに整えられていると感じています。
 これらも時代環境によって大きく影響を受けるわけです。このような議会改革の進み具合は、実は改革志向を持っている議員がどのくらい存在しているのかにも関わる問題です。多摩市議会の場合には、1、2期目の議員の数も無視できないので、このような改革が進んでいるのだと思います。また、改革が進むためには「従来どおりで問題無し」と言いきって、新しい感覚を受け入れてくれないような長期経験者が居座っていては改革は進まないので、その意味では、まだ聞く耳のある経験豊かな長老議員たちも多いのかなとも思います。他の自治体で悪戦苦闘している議員からは、多摩市議会は結構羨ましがられるのです。
  しかし、例え、他から羨望を浴びたとしても・・・・「進む議会改革」・・・・その言葉どおりになっているのかどうか、足元での評価がやはり一番気になるところです。「自己満足の議会改革」なんて言われては困ってしまうからです。

投稿者 hisaka : 2005年10月30日

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