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2005年10月26日

今年もやってきました。

 多摩センターでのイルミネーションの季節になりました。今週末は「ハロウィンIN多摩センター」が開催されます。つい先日には、新聞折りこみに11月15日の映画館オープンのチラシが入っていました。平日昼間の多摩センター、そして休日にも足を運ぶことがしばしばありますが、以前よりはにぎやかになっているように感じます。でも、多摩センターの活性化というのは、ただ単に人がいるだけのことではなく、経済的な活力をも底上げしていくようなものが求められているのです。
 その点から多摩センターの活性化を評価するならば、及第点にはほど遠いのが事実でしょう。映画館の効果が大きく期待されるわけですが、南大沢、橋本、新百合ヶ丘というライバルとどこまでしのぎを削ることができるでしょうか?
 お客さんというのは常に欲張り。できれば一つのところで複数の楽しみを享受したいと考えるのが普通です。「映画だけ」「イルミネーションだけ」しかなければ、満足度は低いわけで、その意味では「イルミネーション+映画」という組合せができたことには期待できる部分もあります。とはいっても、問題は昼間でしょう。そして昼夜限らずですが、私は‘コ洒落た’飲食店がない!という悩みはいまだ解消されておらず、これは致命的だなと思っています。

 ところで、多摩センターと言えば、パルテノン多摩。公募して他事業者との競争を経るという洗礼を受けずに、そのまま指定管理者制度に移行するそうですが、今よりもどのくらいサービス内容が充実するのでしょう。この間もとある人と話していた時に、「例えば午前中の利用は9時から。でも、9時前に行って会場準備などをしたいと思っても準備することが許されず、時間にならなければ鍵を借りれない!」、非常に不便だと言っていました。時は金なりで働いている人にとっては会議なども9時ピッタリから始めたいみたい・・・。でも、鍵の受け渡しをする事務所のところではすでに職員が勤務体制にあるにも関わらず、鍵を絶対に渡してもらえないという状況。これって「お役所仕事」と批判される仕事スタイルそのもののような気がします。厳格にするほうが間違いないというのはその通りかと思いますが、それならば準備時間分も含めて利用時間を10分でも前倒ししておくとかできないのでしょうか。指定管理者になれば、そのあたりも民間サービスを意識して変っていくのかどうか・・・。それにしてもパルテノン多摩って見れば見るほど、すごくお金のかかった施設だと感じています。ため息がでるほど「立派」。
 そういえばパルテノン多摩でも映画の催しがありますが、新しくできる映画館とどんな違いを出していくのかも楽しみです。今、映画館でも色々な割引制度が工夫されてきて、1,000円で気軽に鑑賞できるようになっています。団塊の世代層を狙っては既に50歳以上の夫婦割引もありますし。

 それはさておき多摩センターはこれからどんな‘まち’になっていくのでしょうか。むしろ、どんな‘まち’を目指しているのかという点で考えるとスーパー温泉ができるとも聞いています・・・・いまいち市長はどんな‘まち’のイメージを描いているのかがわからなくなります。一時は「音楽の街」とかっていう‘まちイメージ’があったやいも記憶してますが。多摩センターにてこ入れをするというのは市長の重点施策。でもそのイメージがなかなか伝わらない状況というのは、今も昔もそう変わっていないようです。

投稿者 hisaka : 2005年10月26日

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