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2005年10月19日

もう一度会いに行こう

 今日は多摩ネットで会議があり、情報交換等をしました。
 その中で「もう一度会いに行こう」という企画について意見交換をしました。これは何かというと、都議会議員選挙での結果を受けて、生活者ネットワークの活動に対するアンケート調査を行なうものです。都内全体、生活者ネットワークが活動をしている地域で行っているのですが、その回答率はいまいちだということです。
 思い出せば都議会議員選挙の結果は議席の半分を減らし、かなり厳しい結果でした。今までの自分たちの活動の評価だとも言えます。調査結果がどう活かすのだろう・・・と疑問はありますが、聞き取り調査をやろうとする姿勢は、全く何もやらないよりは前向きだと捉えたいと思います。ちなみに、なぜ「もう一度」かと言えば、今までにも同じようなアンケートをした経験があるからのようです。
 でも、なぜ生活者ネットワークを支持するのか支持しないのかに関連した質問をして、訪ね歩くということですが、これはとてもプライヴァシーに関わる問題です。もちろん、それだけではなく、あわせて生活者ネットワークの活動紹介も行うわけですが、いずれにしても、このようなアンケート調査には気乗りせず、憂うつです。仮に自分がそのようなアンケートの訪問を受けたときの心象を考えるとますます億劫です。

 さて、国勢調査員が苦戦しているという話題も新聞に掲載されていましたが、あれこれとプライヴァシーに関わるような問題を聞かれることは気分が悪いことです。個人情報保護法もでき、ますますその傾向は強まっていると思います。既に終わった国勢調査について多摩市の状況でも、約1,000名の調査員が必要で募集したところ、募集した当初は必要人数を何とか確保していたものの、いざ調査の直前には約一割ほどの人が辞退したという話です。調査を拒否する人も多かったり、怒鳴られたり、調査員は非常に苦しい活動を迫られたようです。今回はまあ、そこそこ・・・・何とか回答を集められたのかもしれませんが、次回からはさらに厳しい環境になりそうです。調査員の成り手も激減するのではないかと思われます。

 「もう一度会いに行こう」という企画についても私は同じようなことを感じています。この聞き取り調査ですが、①生活者ネットワークの政治姿勢・ルールについて②活動に共感するところはどこか③今後期待することという3つが大きな質問の柱ですが、もしもご意見がある方いらっしゃれば、メールでお寄せいただけると幸いです。 

投稿者 hisaka : 2005年10月19日

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