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2005年10月14日

引き続き雑木林

 都市再生機構から永山ハイツ管理組合理事長宛てに文書が出されました。先般、都市機構が示した土地利用案はあくまでもケーススタディであり、多摩市とは全く未調整のものであり、かつ何ら具体性を持つものではないという内容です。機構側の説明が不十分だったことのお詫び、そして、今後、住民意見交換会(今月末に予定されている)で説明をしたいと思うのでご理解を・・・というものでした。
 都市機構は雑木林を守る会の結成や署名活動が始まろうとしていることを察知しているのでしょう。慌てている感じです。いずれにしても守る会の活動は続くのだと思います。

 
 さて、今日は生活クラブ運動グループで予算要望をしました。どんな予算要望をしているのかお知らせします。
 1 多摩市自治基本条例の精神に基づき、市民主権のシステムの充実を図る。
    ・パブリックコメントで出た意見は方針決定前に公表する。
    ・庁内の首脳部会議は公開する。
    ・図書館の行政資料コーナーに人を配置し、市民ニーズに応える。
 1 市民が元気になるNPO(市民活動)支援計画を策定する。
 1 良好な住環境を維持するため、雑木林や緑地を保全する。
 1 地下水を保全し、雨水の浸透・利用を進め、水源自立都市を目指す。
 1 保育園・幼稚園・学校や公共施設では、合成洗剤の使用をやめ、無添加せっけんを使用する。
 1 よりよい学校給食を実現する。
   ・給食センターの改修にあたっては、無添加せっけんが使用できる食器洗浄機を導入する。
   ・ビン牛乳を復活し、牛乳に依存しない献立にする。
 1 多摩第一小学校建て替えにあたっては太陽光パネルを設置する。
 1 公共施設や歩道などのユニバーサルデザインを促進する。とくに小中学校の整備は早急に対応する。
 1 学校の空き教室に保育園、障がい者や高齢者のデイサービスを併設する。
 1 高齢社会にむけて多摩市における移動を保障するしくみを充実する。
 1 子どもの権利条例を制定する。
 1 学童クラブ、児童館のあり方を見直し、誰でも集える場所にする。
 1 男女平等推進条例を制定し、女性センター事業を充実させる。
 1 介護保険認定変更にともなうサービス低下への配慮をする。
 1 都立高校跡地利用に際しては、地域住民、市、都が協議できる場所を設置するよう都に要望する。
 1 5R(Refuse、Reduce、Recycle、Reuse、Repair)を推進する。
   ・小中高校生に、清掃工場・廃棄物処分場の見学をさせる。
   ・二ツ塚廃棄物広域処分場への学校単位の見学受け入れを実現する。
   ・特に、単身者用共同住宅の所有者・管理者に、居住者に対する分別ルールの周知につき、責任を持って行うよう協力を求める。

 毎年、グループ内でひとこと提案でのアンケート活動をしますが、そのテーマが「ごみの減量と環境」だったので、一番最後の「5R」が今回の目玉でした。ちなみに昨年度は「居場所」がテーマだったので、オープンスペースやペットと遊べる場所、若い世代の自習室、木陰のベンチの提案をしました。
 しかし、全体的には例えば「○○に××をつくって欲しい」というような具体性がないので、この予算要望については「具体的ではない」とも言われています。確かにそうかもしれませんが、市の政策をどうしていくのかを問うていきながら、意見交換できる内容になっている点ではいいやり方ではないかと思っています。
 今日については「5R」の考え方に新しさを感じて、気がつかされたという行政側の感想が出ました。

投稿者 hisaka : 2005年10月14日

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