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2005年10月05日

不燃ごみ処理の実態

 今日のたま広報には、ごみ減量の取組みが掲載されていましたが、その中で「市長から市民の皆さんへ」のメッセージが掲載されていました。内容は「不燃ごみ処理の実態」について、市民に対する説明不足への反省が述べられていました。つまりは、市民はせっせとごみの分別をしているのに、燃えないごみとして集めているものを燃やしていました・・・というわけです。
 これについては、9月定例会の一般質問や決算特別委員会においても市長は市民に対しきちんと実体を知らせ、謝罪をすべきであるという意見が出て、それに応えたものだと思われますが、そうであるならば、とても重要なことですし、広報の一面に掲載すべきことだと考えています。
 
 いずれにしても、今までの市民の苦労は一体なんだったんだ・・・という感じです。今日は生活クラブ運動グループで行っている「ひとこと提案」活動のアンケート調査報告会がありました。「ごみの減量と環境について考える」をテーマして調査を行ったのですが、もともと環境に対する意識が高いだろうと想像できる回答者のうち90%以上は「きちんと分類して出している。」ということです。今日のたま広報のことが話題になりましたが、せっせとプラスチック容器などを水洗いして、水を汚していた苦労が報われないという意見がありました。水を汚すという環境負荷にも心を痛めながら、それでも行政への協力をしてきたのに・・・・とやりきれない気持ちになるのは当然のことです。失望感を抱かずにいられません。
 「行政には本当にちゃんと説明してもらいたいよね。」という強い意見が出されました。実態がわからない中で、現在計画されているごみの有料化導入には賛成できないとの声もありました。

 広報によると「ごみ減量・有料化」の出前説明会が行われるようですが、それを依頼するグループがどれだけあるでしょうか。自治会や管理組合などでは説明することは決まっていますが、それだけで説明をしたことにならないことは確かです。だからこそ「出前説明会」の必要性を感じ、広報にて呼びかけしているのだと理解しています。特に、自治会などに属さない単身世帯に対して、どこまで説明をするのかだと感じています。今でもごみの捨て方などには問題があるからです。ある自治体では単身用アパートに職員が一件一件足を運びながら・・・という事例もあるようです。多摩市がどこまでの取り組みをするのか、どれだけの出前説明会が出来たのかに注目をしたいと思います。受け身ではなく、積極的に出前説明会を展開していく姿勢を期待します。
 

★永山駅前雑木林を守る会関連情報 
現在、多摩市長との面談を申し入れているのですが、回答がないようです。

投稿者 hisaka : 2005年10月05日

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