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2005年09月28日

来年度に向けての予算要望

 議会運営委員会でした。今日は明後日の9月定例会最終日の日程確認等が行われましたが、来年度の「議会費」について、各会派から提案されている予算要望や予算見直し事項などについて議論が行われました。

 今日の話合いで一致したことでは、①常任委員会の視察を一泊まで認めること。②常任委員会における公聴会、参考人招致の回数を増やす。という2点が具体的な予算要望とすることにしました。
 ①の視察ですが、今は「日帰り」「交通旅費は北は仙台、南は名古屋まで」という前提の中で予算を確保していましたが、それではなかなか思い通りの視察が出来ないこと、近場(日帰り)であるならば、自分で行くことが出来ることなどが理由で、交通旅費も全国どこへでも行けるよう確保するとともに宿泊も一日可能に変更しました。
 緊縮財政により去年から「日帰り」方式にしたのですが、再び「宿泊あり」方式となりました。

 それから②については、自治基本条例が制定されたこともあり、議会が積極的に市民などに意見を求めることも必要になっています。これまでは毎年3万円しか予算計上されていなかったので、すべての常任委員会で公聴会などを実施することを想定した予算確保を要求をすることになりました。必要見込みとしては約10万円です。
 
 私たちの会派ではその他、議会だよりの充実や議会の情報公開関係経費の増額(特に私は議会のホームページをもう少し充実すべきだと考えている)、それから毎年一度開催されている全議員研修の廃止を含めた見直しも提案していたのですが、これらについては賛同を得られず、残念ながら見送られることになりました。

 他会派からの提案の中で、最終的には予算要望事項になじまないということで決着したのですが、「テレビの設置」というものがありました。会派控え室にいると「情報不足」になりがちなので、議会図書室奥にあるスペースにテレビを置いてはどうかという意見でしたが、これについては各会派の控え室に「テレビの設置」を認めるということで話合いが一致しました。 そういえば控え室にはテレビがないことに気がついたのですが、なんと「控え室にはテレビや冷蔵庫は設置しない」という申し合わせがあったのだそうです。
 テレビを配置してもよい・・・ということになると、当然ながら電気代がかかります。議会事務局からは「電気ポットの使用にも制限があり、お湯を沸してポットに入れることが奨励されているほどに、光熱水費の縮減が市役所全体で行われている。」との説明がありましたが、この説明は聞き流されてしまった感じです。しかし、その説明を考慮して、テレビを設置するのかどうかはそれぞれの会派の判断になると思われます。

 それからもう一つは女性トイレの改善です。お化粧や歯磨きなどで女性トイレは混み合います。しかし、現実的に考えれば、施設的な制約があり難しいと思われます。とは言うものの、この提案については「反対はしない。」という意見が述べられました。男性議員だけで構成された議会運営委員会です。ここで「反対」なんてことになったならば・・・・あとあと恐い?!


 毎年、この時期に行われる予算要望の話合いは、結構面白いです。この時ばかりは全会派とも「議会」全体のことを考えて議論しているからです。

 さて、今日から永山駅北側で通行止めになっていたところが解除されました。今まで、無料駐輪場だったところは有料駐輪場に変更になるみたいです。それにしても駅改札口から北側に出ると、「かえり橋」方向に空がとても広々していて気持ちが良かったのですが、その開放感がなくなってしまいました。圧迫感があって狭いです。ちょっと残念。建物の2階には「遊技場」・・・・・パチンコ屋さんや予定されているとのこと。多摩センターにしても永山にしても改札でたらすぐにパチンコ屋さんという状況に、「この‘まち’は本当にニュータウンなのか?!」と疑われてしまいそうです。

投稿者 hisaka : 2005年09月28日

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