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2005年09月22日

決算特別委員会 第3分科会

 第3分科会では土木費、教育費、下水道業務に関わる特別会計の審査が行われました。今日は途中で用事があったのでしっかりと傍聴することが出来なかったのですが、傍聴に足を運んでいたウオッチャーの方は「退屈だ・・・・。」と感想を述べていました。今日も意見交換はなく、淡々と審査が続いたようでした。

 たまたま傍聴していた中でも最も印象的だったことは公園のトイレに関することです。問われているのは何よりも市民のマナーです。週に2回の清掃をしているそうですが、そのわりには・・・と感じる方も多いのではないかと思います。しかしながら、その責任を行政にすべて押しつけることは出来ません。
 現実問題として、特にスペースの広い障害者用トイレの中には封鎖されているところもあるそうですが、その理由を聞いてびっくりです。答弁により明らかになったことは、中で焚き火をしたり、バーベキューをしたり?・・・と考えられないようなこと(むしろ想像だにしないこと)が行われた形跡があるとか・・・・。こんな状況において、行政がトイレの使用禁止をせざるを得ないのも致し方ありません。行政の努力、例えばパトロールの回数を増やすように求めるとかの問題ではないのです。
 公園のトイレに限らず、公衆トイレの使用状況には絶句させられることが少なくないようで、清掃してもしてもしきらない状況があることは確かです。便器が壊されることがあったりとか・・・・普通に考えてあり得ないことが起きているのが実情です。よく、公衆トイレにトイレットペーパーがなくて不便だと言う声も聞くのですが、トイレットペーパーを設置すれば、そのストックを持ち帰ってしまう人もいるのです。
 こういう話を聞くと、がっかりするというか力が抜けてしまいます。悲しい現実だなと思いながら、今日も質疑応答を聞いていました。


 永山駅前の開発の話題について続報です。都市再生機構が強引に草刈りと間伐をするらしいことを報告しましたが(9月15日活動報告参照)、これについて、行政に問い合せたところ「都市機構に聞いてみたら、毎年行なっている草刈のようですよ。」という話でした。
 しかしながら、現地を視察した市民の方からは「すでに下草刈りは約10,000㎡ 全体の三分の一は終了し、猛烈なスピードで進んでいます。下草刈りを早急に終え、「間伐工事」に着手し、測量作業へ一気に突き進む算段でしょう。」という情報が入っています。
 それもそのはず、早ければ10月から開発事業者の募集をしたいというのが都市機構が示した意向です。猛スピードの草刈り・・・想像できてしまいます。その都市機構に対して「「貴重植物まで刈ってしまうつもりか!」と抗議の連絡を入れてくださった市民の方があるようです。都市機構は「30日(金)の10時に集まって、刈ってはならない貴重植物の場所を指示してほしい、それまでは下草刈りは一時ストップする」と返事を寄越したとの話です。
 多摩市行政は安穏としているわけではないのかもしれませんが、「どうやら平素に行われるの草刈りではないようだ。」との事実に即し、都市機構に対し毅然とした態度で望んでほしいものです。

投稿者 hisaka : 2005年09月22日

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