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2005年08月25日

膨大な資料

 今日は一般質問の通告書のしめきりでした。私は今回も自治基本条例をテーマに質問をします。「ちょうど施行から一年たって、市長は市内4駅でキャンペーンを終えましたし、今でも市役所のロビーでは自治基本条例1周年の展示?が細々と行われています。自治基本条例はその運用をいかに工夫してくのかが問われます。情報公開、情報共有と市民参画のあり方は市長の政治姿勢にも大きく関わります。机上の空論」と言われがちですが、市長のまちづくりに対する姿勢を問うためには有効なテーマではないかと個人的には考えています。ちなみに、発言順は2番目なので議会開会初日です。
 周囲からは「初日に終わってしまえば、あとは選挙頑張れるからいいじゃない~。」などと言われましたが・・・。

 ところで、昨年度の決算の資料が‘どっかーん’と届けられていました。何と表現すればいいのかと思いますが、本当に‘どっかーん’というのがぴったりで、机に上に置いた瞬間にため息が出そうなくらいです。昨年に初めて試みた行政評価の仕組みではすべての事業ではなく、一部の事業のみ行政評価がなされ報告書がまとめられたのですが、今年はそれが全事業にまで拡大されています。さらに、報告書を別冊とせず、今までの決算事業報告書と合体させたために悲劇・・・・・。何と今までの2倍以上の分量の資料となっているのです。決算事業報告書が2冊になりました。(ちなみに、一冊の分厚さは約5センチはあります。)全部に目を通さなければならない・・・・と思うと、本当に気が遠くなりました。持ち運ぶだけでも大変。

 市民にわかりやすい情報提供を・・・というわけですが、内容は別としてもとかく分量だけで‘わかりにくさ’を誘ってしまうような、そのくらいに膨大で、人を寄せつけないような資料になっている気がしてならないのですが。
 情報公開といわれ、情報共有と言われ、積極的に情報を提供していこうとする姿勢は評価できるものの、あまりにも資料が膨大過ぎて、かえって逆効果にならないようにする工夫が今後の課題のひとつに浮上した気がします。やはり見たくなる資料づくりという観点も大事かと感じました。

 仮に、今回の決算事業報告書を市民に販売するとしたら、おいくらになるのでしょうか?2冊で1,000円以上にはなりそうです。

投稿者 hisaka : 2005年08月25日

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