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2005年08月16日

小橋の話し

 落合橋と上ノ根橋の間に予定されている小橋について。東京都からは「もうそれ以上の資料は出せません。」との回答が来ました。そこで、多摩市の方に概算要求をいつしたのかがわかる資料をもらいにいきました。もちろん稟議書が保存してあったので、そのコピーをもらいたいとお願いをしましたが、起案日や決裁印のついている回議用紙についてはコピーできないと言われました。それ以外の添付文書についてはすべてコピーしてもらえたのですが、回議用紙については「しかるべき手続き(情報公開条例に則った手続き)をとっていただかないと渡せません。」の一点張りでした。そんなことを言われたのは初め
てのことだったので、「他の部署では言われたことないですよ。快くコピーしていただけるのに。」と言うと「よそはよそです。」との返答でした。『縦割り行政』をつきつけられた感じがします。

 さて、部長から直接に経過説明をもらい、結局は地元からの強い要望があったために小橋の建設の話しが進んでいったことがわかりました。ところで「要望が強かった」と言うのは、よく使用される言葉なのですが、これは「要望の多さ」とはまた別のようです。要望の「数」と要望の「強弱」とは同じことではなさそうに思いました。
 それから、「もし、小橋が要らないってなったら、明神橋も要らなくなってしまうんですよ。」と言われました。つまり、話しを聞いたなかで、私が理解するところによれば①小橋の工事に積極的なのは、どうやら東京都である。②多摩市としては小橋の工事よりも、同じくらい、もしくは優先してやりたいのが明神橋の工事だった。③そこで小橋の工事をするのならば、明神橋の工事もしたい・・・というふうに東京都に交渉をした(のではないか?)。④東京都にも明神橋の工事も小橋と同じくらい重要な事業であると納得してもらえた。⑤小橋と明神橋の両方の工事を一緒に進めることになった。
 要らぬ憶測かもしれませんが、「小橋をやらないなら明神橋もやりません」と東京都から言われ兼ねないような状況なのかなと思いました。部長の「小橋が要らないってなったら、明神橋も要らなくなってしまう。」という発言の真意をいまいち推し測れず・・・。今日の話を聞いた感想でした。
 2つの橋梁工事全体で約3億円かかると見込まれています。そのうち多摩市は約6千万円を負担するだけでいいのだから、「実現するための手法」でチャンスだと部長は強調していました。

 とてもていねいな説明を受け、「ぜひ、橋の工事に賛成してください。」と言われたのですが、やはり、もう一度、橋梁工事の予定地を見に行って来ようと思います。

投稿者 hisaka : 2005年08月16日

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