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2005年08月04日

「自治基本条例」

 大学院での集中講義が終了しましたが、今日の授業で議論した大きなテーマの一つが「自治基本条例」について。ちなみに、今日から自治基本条例一周年キャンペーンがスタートしましたが、知人から聞くところによると、市長がしゃべりっぱなしで、職員が着ぐるみを来ていて、PRチラシを配布している・・・「本当にこの暑さのなか、ご苦労さんとしか言いようがないよ。」との感想でした。明日は桜ヶ丘、永山、多摩センターと3駅で同様のキャンペーンを行う予定です。明日は土曜日なのでちょっとは人でも期待できそうかなと思っています。

 しかし、大学院での議論でも「自治基本条例って、そもそも何なのか、よくわからない。」との意見から始まり、「自治基本条例が本当に必要なのかどうか。」「あってもなくてもいいのなら、わざわざ手間隙かけてつくることもないのではないか。」という議論になったように、市民にとっても自治基本条例はわかりにくいものなんだと思います。確かに多摩市で自治基本条例が制定されて、なにがどのように、しかも大きく変化したのかについて具体的に説明することは難しいですし、市民自身が生活実感として自治基本条例の意義を感ずることもほとんどないと言えると思います。
 市長がどのように自治基本条例について市民に語りかけているのか、明日は足を運ぶつもりです。自治基本条例を知ってもらったり、理解してもらうためにはマイクを通して大勢にではなく、じっくりと小さな集団の中で語るような「対話」形式がなければなかなか難しいと言うのが私の考えです。

投稿者 hisaka : 2005年08月04日

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