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2005年07月20日

多摩センター駅出張所

 今日は国際クラリネット祭を眺めてきましたが、その帰りに多摩センター駅出張所に立ち寄りました。先週から移転しているので、少しは落ち着いただろうと思ったからです。
 カリヨン館8階で非常に静かなところにありました。以前は線路の高架下だったので、電車が通過する度にガタガタ音があったわけで、その意味では私は移転してよかったと思っています。なぜなら、職員の立場で言えば、職場環境は決して良好とは言えなかったはずです。落ち着いて座って仕事してはいられないような環境だったと察します。しかし慣れというのは怖いもので、きっと、そのうち電車音も気にしなくなってしまうでしょう。こうなっては完全な「職業病」です。ここからまずは脱することが出来て何よりです。

 ところで多摩センター駅出張所ですが、かなり広い空間が確保されていて、先日の都議会議員選挙の時には駅前投票所としても活躍していた場所でした。フロアのちょうど中間あたりには間仕切があり、ここで区切れば、一つは立派な集会室としても活用できそうです。多摩センター駅前には地区市民ホールが廃止され、多摩ヴァンサン館もなくなってしまい、会議室の要望が高いので、ぜひ、ここを前向きに活用していけるように考えたいものです。きっと、施設の管理との兼ね合いもあり、いろいろと調整が必要になってくると思われますが、工夫できるかもしれません。
 こんなに広いスペースがあるのならば、時々出張相談会的なもの等もできそうですし、何かいろいろと活用のしがいがありそうに感じます。それにあまりにも白い壁が寂しいので、市民にちょっとしたギャラリーとして開放するというのもいいかもしれません。
 まだ、移転してから一週間しか経っていないので、今はやっと引越しを終了して落ち着けたところだと思うのですが、あまりにも静か過ぎる出張所というのも寂しくて、なんとなくこの寂しさが‘まち’のイメージになりやしないか・・・とすら思ってしまいます。これは考えすぎかもしれませんが、もしかすると、多摩センターに初めて来た人が、多摩市のことを聞きたいなと思った時、フラリと立ち寄るかもしれません。そんな場合に備えてみてもいいのかも・・・と思いました。

 それから、国際クラリネット祭ですが、会場のパルテノン多摩の中は少々熱気溢れていましたが、多摩センターの ‘まち’全体の雰囲気的には・・・・いまいち・・・と思いました。多摩センター活性化関連の補助金がいくばくかでもついていたことを考えると、‘まち’全体で盛りあがりたいと思いました。駅からパルテノン多摩までの大通りの街頭にはペナントがぶら下がっていましたが、何だか物寂しい感じがありました。聞くところによると、先日のパレードなどは相当な反響ぶりだったそうですが、「休祝日」「平日」関係なく、ムードをつくる工夫こそが大事なのではないかと感じました。
 ちょっと気になったのは協賛企業などに地元の企業の名前がなかったこと。普通だったら、多摩センター周辺の企業なども協力するのになと思ったのでした。そうすれば、もしかするともう少し‘街ぐるみ’という色合いも強くなり、遠方から(海外からも)はるばる足を運んでくれた人たちに「多摩センターがいい街だった。」って感想を持ち帰ってもらえるかも(ただし、その時だけでは仕方ないという意見もあるとは思いますが)。
 それにしても、国際クラリネット祭の実行委員会と地元市と連携というか、そのあたりを上手にコーディネートするというか、もう一捻り必要だというか・・・・。いまいち噛み合っていないように感じられたのが残念でした。
 

投稿者 hisaka : 2005年07月20日

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