« 都議会議員選挙がスタート! | メイン | たま広報のつかいかた »

2005年07月04日

あっという間に選挙が終わって

 告示日以来のご無沙汰で「毎日の活動報告」の再開です。9日間の選挙戦はあっという間に過ぎ行きました。この南多摩選挙区(多摩市・稲城市)ではおかげさまで無事に生活者ネットワークの議席を維持することに成功しました。しかしながら、東京都全体では生活者ネットワークの議席は半減しました。生活者ネットワークの積み重ねてきた活動と目的、できることできないこと、そしてすべきことは何かなどなど、もう一度原点に立ち戻りながら、新しい方向を再確立しなければなりません。「ローカルパーティ=地域政党」そのものの存在価値や存在意義をどう示していくのかが問われていることを感じました。

 さて、予想通りで投票率は低迷しました。多摩市でも前回を大きく下回り投票率は41.32%(前回49.96%)でした。市のホームページ情報では男性が41.02%、女性が41.62%というところまで発表されていますが、私が興味深いのは投票区別の投票率です。
 多摩市には全部で24の投票区がありますが、最も高いのは南鶴牧小学校50.35%、ついで北豊ヶ丘小学校47.01%、聖ヶ丘小学校46.77%と続いています。逆に低いところは鶴牧中学校33.96%、和田中学校33.98%、北諏訪小学校34.58%です。
 私の投票区は北諏訪小学校なのですが、ここは毎回ワースト3争いをしている低投票率地区で、今回もまたまたランクイン。実はここの投票区内には市長、私を含めた議員3名が居住しています。何と言う結果なのかと目を覆いたくなるのですが、この結果を踏まえて言えば、まだまだ活動不足があるとの評することができると自覚しています。

 選挙戦を通じて「投票に行く」という意味を強調して語ったつもりでしたが、その言葉が有権者、市民に届いていないこと、政治に対する信頼が低下していること、政治が期待されていないこと、そもそも立候補している人たちに不信感があること・・・・などなどをヒシヒシと感じさせられ、真摯に受け止めたところです。地道に粘り強い活動を継続することへの一層の努力が求められていると考えています。「政治を身近に」という目標にコツコツと向かっていきたいと決意新たにしています。

■選挙小話
 以前にも「持ち帰り票」という奇異な票のことを活動報告で書いたことがありましたが、このたびも、またもや3票のお持ち帰りがあったようです。一体、どのようにしてお持ち帰りされてしまうのかと不思議です。ちなみに、稲城では持ち帰り票は0(ゼロ)でした(これが普通です)。それから票の按分というのがあります。例えば同じ姓や同じ名前であれば、投票用紙での書き方によってはどちらにでも解釈できる場合もあります(フルネームではなく姓だけの表記や名前だけの表記など)。今回の場合には気がつけば男性候補者お二方は同じ名前でしたね。 

投稿者 hisaka : 2005年07月04日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/929