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2005年06月11日

事務所びらきで

都議会議員選挙の告示まであと2週間。どうやら、今のところ当南多摩選挙区では3名が立候補を予定しているようです。しかし、前から感じているようにあまりにもひっそりとしています。市民と政治との隔たりが顕著に表われています。
 今日はそんな折「事務所びらき」をしました。支援をいただいている各方面の方から応援のメッセージをいただき、市民で足を運んで下さった方からも言葉をもらったわけですが、熱気に溢れているのは狭い事務所の中のみ。つくづく事務所内はただの‘異空間’だと思いました。戸外に出て、一層その思いを強くしました。

 「各候補者が政策を主張し、その政策を市民が選ぶ。」それが有権者の一票一票になります。投票率が低いのは政治、選挙への関心が低いからだと言えるのですが、そのことについて私は「どの政策も選んでもらえなかった。」と考えるのが妥当だと思います。そう考えると私も選んでもらえなかった部類に属すると言えます。少なくとも前回の市議会議員選挙では半分以上の有権者が投票に行きませんでした。

 しかしながら、そういう意味での選んでもらえなかった責任を取る政治家や選んでもらえない政策について責任をどう果たしているのかについて説明されることはありません。どんなに投票率が低くても、その中で当選すれば「選択された」「選別された」「セレクトされた」ことになるのです。
 客観的に見ると何だかおかしな感じがします。でも当選したなら「そんな中でもやっていく。」「やらなくてはならない。」のが事実です。だからこそ、私は政治への関心を少しでも高めることに貢献したいという気持ちを強く持っていますが、市民の政治離れには歯止めがかからず、進む一方だと肌で感じる毎日です。

 身近な場で政治のことを口に出すのが恥ずかしいという人の意識に風穴をあけていきたい・・・これが私が選挙活動に臨む気持ちです。

投稿者 hisaka : 2005年06月11日

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