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2005年06月10日

開かれた議会だから・・・

 今日は代表者会議と議会運営委員会が合同で打ち合わせをしました。これはあくまでも議長が召集した非公式会議です。しかしながら、昨日の議会終了後、事務連絡的に議場にて会議開催の確認があったため、そのアナウンスを耳にした熱心な市議会ウオッチャーの方が今日も傍聴に来庁されていました。
 ところが、最初は「非公式会議」ということで傍聴を拒まれたそうです。しかしながら「議会運営に関する事項を話し合うのであれば傍聴をしてもいいのではないか。一体、開かれた議会とは何なんでしょうね。」と議長に直接交渉をしたそうです。最終的には議長が会議の冒頭で傍聴してもいいかどうかを諮りました。もちろん、その結果すんなり傍聴が許可されました。別に拒む理由はどこにもないのにな・・・と思いましたが、「非公式会議」であるということのケジメをつけるためには傍聴を認めないことが相応しいという判断もあるようでした。

 しかしすでに多摩市の市議会では「よっぽどのことがない限り傍聴を拒むことはあり得ない」という状況にまできています。「どんどん市民に傍聴してもらいましょう!」という意識の議員が増えている証拠です。
 これについて「多摩の市議会は本当に開かれている!」と言われるわけですが、実際に傍聴に来ている人は「ただ会議を公開しているだけで’開かれている‘と勘違いしないで欲しい」というのがどうも本音のようです。

 「開かれた議会ってどういう議会?」・・・実は会議を公開する以上のイメージを共有することがなかなか難しいのです。

投稿者 hisaka : 2005年06月10日

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