« NPOセンターの行方は? | メイン | 開かれた議会だから・・・ »

2005年06月09日

まちづくり条例の策定は急務

 先日のたま広報では「街づくり条例策定に着手」が一面に大きく掲載されました。住環境を守る観点からまちづくり条例を早急に策定することが必要です。しかしながら、行政が示している予定では実際の条例施行は2007年3月からです。そうなると施行までのあと約2年間が問題です。多摩市の良好な住環境を壊すような乱開発を阻止したいと考えますし、いわゆる大型マンション紛争も未然に防止しなければなりません。
 
 ある議員は多摩センター駅至近の公団の未利用地に巨大なマンション建設、そして景観を考えない駐車場の建設などを指し「多摩センターがグロテスク」と言っていたのですが、私もそれについては同感です。「街づくり条例」ができるまでの間、何らかの対策をしなければならないと思っています。
 「行財政の再構築」「戦略プラン」づくりなど拙速に進めすぎていると感ずる部分がある一方で「街づくり条例」の策定までにはまだまだ十分な時間をかけると言うこと。もちろん時間をかけ、じっくりと市民との意見交換もしていくとのことで、この考え方を決して否定はしません。が、開発は待ったなしで行われるのです。歯止めがかかからないのです。約2年後までに・・・と悠長に構えていられるのかどうかは不安です。

ちなみに、今日の定例会では補正予算等の議決がありました。補正予算の内容はベルブ永山における住民票の受け渡し業務に関する経費と健康センターにおける準夜・休日診療を小児部門に特化させるために必要な経費でした。

投稿者 hisaka : 2005年06月09日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/913