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2005年06月05日

結構重要なおしらせ

 今日は5日なのでたま広報が発行されました。紙面の制約があるので、広報担当はやりくりに苦心するそうです。情報公開とか情報共有が言われるようになると尚更です。どの部署も情報提供としてのツールとしてたま広報を活用しない手はありません。広報の紙面を見ると、その自治体の姿勢が見えてくるとも言われますが、例えば2ページには「市民委員募集」の記事が掲載されています。市民参加を進めていくためには公募市民の周知を目立つようにすべきではないか?と提案してきた経緯もあり、市民の目に止まりやすく紙面を割いてあることはうれしく思います。

 さて、私が今日の掲載記事の中で大事だなと思ったことですが、それは税金にかかわることです。ちょうど3ページの「おしらせ彩々」には『地方税法改正に伴う市民税・都民税変更のお知らせ』です。これは、私たちにとってかなりかなり重要な問題ではないかと思いますが、意外に目につきにくく、見逃してしまいそうです。法律の改正ということで市議会などではいかんともしがたく、直接的に市政に関わる問題とは言えないのかもしれません。しかしながら、私たちに最も求められる「納税者」としての視点を醸成するためには、このような問題を広報を通じてしっかりと周知していくことが必要かと考えます。その意味では、もっと目立つようにすべきではないかと感じています。「毎月一体どのくらいの税金を支払っているのか?」について即答できる人は少ないのではないか?と思います。特にいわゆるサラリーマンで会社での天引きがある人となれば尚更です。「給与からの天引き」は市民の納税者意識を骨抜きにするためにはもってこいの方法と感じています。

 ちなみにホームページには今年に入りすぐに情報掲載されていますが、それほど多くの人が見たとも考えにくいです。変更するのは今年度に入ってからなので4月分から。市民にとっては耳が痛い税金の話ですが、ホームページでの取扱いについても、もっと大々的にすればいいのでは?と思っているところです。

○クリックするなら
多摩市公式ホームページ⇒くらしと住まい⇒税金

●平成17年度市民税・都民税(住民税)の税制改正
http://www.city.tama.tokyo.jp/life/zeikin/17kaisei.htm

投稿者 hisaka : 2005年06月05日

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