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2005年05月11日

北諏訪小学校の学校公開

 1学期の学校公開が始まりました。明日は学校選択についての説明会が開催される予定です。学校公開の時も授業参観の時と同じく「よそいき」の雰囲気なのかもしれません。議会でも傍聴者がいるのといないのとでは緊張感が少々異なり、議場の雰囲気もちょっとは変わるので、きっと学校公開の時には普段どおりのつもりだろうなとは感じます。

 ところで学校公開は保護者だけではなく地域住民にも学校の授業を公開しているわけで、これは「地域に開かれた学校」の実践として行われていることだと思います。しかしながら、もっと積極的に地域の人が関わっていくような、参加していくような流れが欲しいところです。今、コミュニティスクール構想なども全国で試みが進められようとしていますが、特に東京では三鷹市立第四小学校の取組みは有名です。地域との連携で子どもたちへの教育効果を向上させるような取組みを多摩市でもまずは1校からでも進めていけないものかと考えます。学校はとかく校長先生の権限が強く、斬新な取組みをするには校長先生の考え次第という面が大きいようです。

 それにしても今日は学校公開の初日だったこともあるかもしれませんが、参観に来ている保護者はまばらで、高学年になればなるほど参観者が減っているなと思いました。これも保護者が働いているという状況を表しているのだと考えます。そのとおり、今、ここの地区では学童クラブが満員状況で小学校から一番近い諏訪の学童クラブは定員オーバー。希望の学童クラブに入所できない子どもが存在している状況なのです。
 これについても今、各自治体では「全児童対策」ということで子どもたちの放課後対策に取り組むところが増えつつあります。例えば世田谷区の取組みは先駆的だと言われています。これも多摩市で取りいれていくことで、学童クラブの定員オーバー状況などの問題も解消できるのではないかと思っています。ただ、ここについても学校を使用するとの点で校長先生の考え方が大きく関わると言えます。
 どちらかというと「失敗を恐れる」傾向の強い校長先生たちが新たな取り組みをしやすい環境や条件整備が求められているなと感じています。

投稿者 hisaka : 2005年05月11日

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