« ベルブゼミ | メイン | 少しだけ多摩市の歴史を知る »

2005年05月07日

青少年問題協議会

 地区委員会の総会がありました。昨年度は毎月の会議にも出席できず、行事にも参加できなかったこともあり、ほぼ一年ぶりくらいに出席しました。地区内に居住する市議会議員は規約により、地区委員会の構成メンバーになっているので私もこれで通算4年目に入ります。
 この委員会の構成メンバーについてはなかなか新陳代謝しない…ということが指摘されている一方で、いざメンバーを募集したとしても自発的に挙手する人が少ないとの悩みもあり、ましてや地区委員会の代表ともなるとなり手がなかなか出てこないのが現状です。北諏訪地区でも長年同じ方が代表をされています。そのことで委員会の活動は実に滞りなくに進み、これはとてもありがたい反面、次期の代表に円滑な引継ぎができるのだろうかという一抹の不安があります。
 ただ、構成メンバーである小中学校のPTAの役員については一定程度の入れ替わりもあり、その意味では新たな人材が参加する構造はあるとも言えます。しかしながら、アルバイトやパートなど含め働く母親が増えたことでPTAの役員も万年なり手不足状況らしく、同じ人で役職のやりくりしているという現状もあるようです。(そもそもPTAですがもっと父親参加があっても良さそうです。PTAが働いていない母親の役割化していたことが問題だとも言えます。)どんな組織でも活性化のために新しい人材に参加を呼びかけていくことが必要ですが、ここでも同じことが言えそうです。ちなみに青少年問題協議会も圧倒的多数は女性です。もう少し地域の男性の参加がほしいところです。このような場で構成員を見ていても、地域づくりや地域を支えているのは女性であることを感じます。先日、ある会合で「男性は夜だけ地域に来る定時制市民だ。」と話していた人がいたのですが、最近は昼間にも地域で男性は多く見かけます。それでも地域の支え手として活躍している人は少数なのかもしれません。
 組織の新陳代謝ということですが、例えば地区のパトロール活動などのことを考えると本当は積極的に男性の参加者を募集したいところです。これは今後の課題です。

 それにしても、これはただの表現の問題なのかもしれませんが、私は最近至るところで聞くのですが「健全」という言葉はどうも好きになれません。青少年問題についてはとりわけ「健全育成」という言葉が好んで使用されるので、ここに少し私は距離を感じてしまいます。子どもたちにとって安全で快適な環境をつくることが一番の目的なはずなのに、そこに「健全育成」という言葉をあてはめた途端、何となく趣旨が違って聞こえてしまうのは私の勝手な先入観だけなのかも知れませんが・…。

投稿者 hisaka : 2005年05月07日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/880