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2005年05月05日

こどもの日と児童館

 多摩センターでの「こども祭り」は天候に恵まれて本当によかったと思います。しかし「こども祭り」とは言うものの、行政の窓口は多摩センター活性化推進室。残念なことは、多摩市の「こども青少年部」の関わりが薄いところです。
 今日はたま広報の一面が『子育てサポート情報』になっていて、限られている紙面にも関わらず、結構コンパクトにまとめられてわかりやすいなあと感じました。せっかくの「こども祭り」…ということで、選挙管理委員会のブースが設けられているのと同様に多摩市の「子育て情報コーナー」とかあってもいいなと思いました。情報提供をどうやってすすめていけばいいのかは悩ましい課題のひとつなので、ぜひともこういう場所でもPRをしてみるのが一つの方法だと感じます。
 「こども祭り」なのでこどもに関連する活動をしている地域の市民団体のコーナーがあり、多くの子どもたちでにぎわっていたのですが、こういう場所で多摩市の児童館が蓄積しているノウハウ(児童館の方はいろんな遊びを知っています。)を活かせるような仕掛けもあったらなと思いました。

 ところでインターネットで検索してみると、「こどもの日」に開館している児童館もあるようです。多摩市の場合には休館していますが、私は学校の開いていない日曜日や祝日など、実は学校が休みの時の児童館の役割がもう少し注目されてもいいのではないかと感じています。もちろん、全部の児童館を開館する必要性については検討課題だと思いますが、カレンダーどおりの休日で児童館すべて閉まっている状況は考えなおしても良さそうです。広報の見出しになっていたように「地域のみんなで子育て・子育ち」するための拠点として児童館が持っている可能性をもう少し広げるためには休日開館が必要ではないかと感じています。
 
 お隣の町田市には昨年4月1日に日本で初めてのNPO法人が児童館の運営が認定された「玉川学園子どもクラブ ころころ児童館 」があると聞いているので、一度足を運びたいと考えています。地域にも児童館が欲しいとの願い(町田市にはもともと児童館と言うものが存在せず、ようやく設置されたのが「ばあん」。「ばあん」は子ども委員会よる運営など、「こども参加」の点でも有名な町田市の唯一の児童館的施設)から、地域住民らの10年に渡る活動から誕生したのが玉川学園にある施設のようです。行政と市民と子どもたち三者のパートナーシップによって完成したと聞いています。ちなみにここはホームページによると日曜日や祝日など開いていないようで残念。とはいうものの、NPOが運営しているという点では参考になる話が聞けるのではないかと考えています。

 それにしてもふと思ったことですが、「敬老の日」と言うと、行政も敬老の日にちなんだイベントなど派手に行なっている(行なってきた)という印象があるのですが、それに比べると「こどもの日」は寂しい感じがするのです。

投稿者 hisaka : 2005年05月05日

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