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2005年04月28日

街宣活動

 7月に予定されている都議会議員選挙ですが、まず必要なことは選挙の存在を知らせることです。都議選に向けて齷齪しているのは、ほんの一握りの市民だけ。多くの市民は選挙存在を知らず、そして選挙があることを知っても「ふーん。」というのがほとんどの反応といったところです。先日行なわれた衆議院議員の補欠選挙の投票率からも、市民の政治への信頼度が示されていると思います。
 前回の都議選(2001年度)では小泉旋風が巻き起こった記憶があり、投票率は49.7%でした。しかしその前(1997年度)では39.9%です。2003年度市議会議員の選挙では投票率が46.4%でした。市民に最も身近な市議会議員選挙でも投票率は50%に満たないのが現実です。都政ともなれば、前回同様ちょっとした変動でもなければ、やはり投票率が低くなるのではないかと予想されます。何とか一人でも多くの有権者の方が「投票に行こう。」と思ってくれるようにPRしていく必要性を感じます。

 しかしながら、それは本当に厳しいことです。朝夕の駅前での街宣活動でも居酒屋、パチンコ屋さんなどのティッシュを配っているアルバイトのお兄さんにすっかり圧されているのが現実です。ティッシュを受け取る人に比して、私たちが配布しているニュース(ビラ)を受け取ってくれる人はチョボチョボ。それでも諦めず、ていねいに気長に手渡ししつづけることが大事なわけですが、何人かに一人受け取ってくれる人に「ありがたいなあ」とホッとさせられる日々です。中には一度受け取っても政治関連のビラだとわかるとつき返される場合もあります。街宣活動でビラを受け取ってくれる人の様子が政治への関心度を測るバロメーターとも言えるのですが、今のところ思わしくない結果が出ています。候補者のPRはもちろんですが、それ以前の問題として「都議会議員選挙」があることをもっともっと周知しなければならなそうです。

 もしかすると「選挙」があることを知らなくて(あまり気に止めておらず)投票に行かない人もどうやら多いのではないか…と感じます。

投稿者 hisaka : 2005年04月28日

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