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2005年04月15日

地球環境とアレルギー患者

 私はありがたいことにアレルギーもなく、今までとても健康に過ごしてきました。健康であることは何にも勝って感謝しなければならないことだと思っています。
  
 実は、今日は朝から横浜のほうにある診療所を訪ねてきました。というのは子どものアトピーの治療のためです。ここ数日、子どももかゆみのために眠れず、それとともに私も睡眠不足状態が続いています。かゆさの程度を私は推し測るばかりしかできないのですが、とにかくかゆくてかゆくて眠れないらしいのです。アトピーと診断されているわけではなかったのですが、「これはアトピーに違いない」と考え、知人から伝え聞いていた診療所に行ってきたのでした。やはり、思っていたとおり、診察してくださった先生は子どもの肌を見るなり「これはアトピックスキンですね。」とのこと。昔は小学生くらいにもなると治ってけれど、現代ではそれがなかなか難しくなっているとの説明を受けました。治癒を困難にしている理由はやはり環境汚染でとりわけ窒素酸化物、オゾン層破壊による紫外線の影響があるそうです。

 さて、近年アレルギー患者が増加していると聞いています。最近でも花粉症でマスクを着用している人をたくさんみかけます。もともと花粉症知らずだった人でも、突然に発症することもあるようで、特に都会に来て花粉症を患ったという友人もいます。やはり都市の空気汚染が原因だと考えられますし、実際に科学的にもそのことが言われています。
 
 地球環境の悪化の問題は個人としてのアレルギー対策をしていたとしても太刀打ちできません。なるべく無農薬で無添加の食品を食べるように心がけて下さいと言われたものの、健康な大地ときれいな空気と水が保障されていかなければ、そして環境の恢復がなければなりません。政府部門が期待される役割の大きさを感じています。もちろん私たちが環境に優しい生活をしていくことも欠かせません。価値観を含めた「ライフスタイルの見直し」が救える事項がたくさんあることを感じています。言うまでもなく、政府に期待感を寄せるのは私たち一人一人だからです。

投稿者 hisaka : 2005年04月15日

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