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2005年04月14日

本予算の成立に向けて

 今年度予算が否決され、新規事業などがストップしています。いち早く本予算の成立を目指したいというのは市長のみならず、私たち議員も同じ気持ちなんだと思います。それに向けて、今日は会派で市長、助役と企画部長との意見交換をしました。3月の予算特別委員会で提出されていた2つの修正案や動議が考慮されるのは当然のことと考えています。今日の話の中では修正案にあった事項については最大限尊重をしていく方向で考えているようでした。しかし、修正案による修正部分全てを活かすともなれば、今度は予算に賛成した立場の議員との調整が難航するだろうと思われます。
 私としてはできれば否決の立場をとった議員たちが一人でも多く納得できるかたちで、本予算を再度提案してもらいたいと考えています。それが市長に求められる調整力でもあり、賛成の立場をとった議員にも譲歩してもらいたい部分であると思っています。
 賛成した議員にとっては、否決という結果を受けて再提案というかたちにより当初示されていた予算案が変更されることが面白くないのかもしれません。でも、そこは今回の結果を踏まえた上でのどう進めるのがいいのか判断をせざるを得ないはずです。
 議員個々人の判断もありながら、議会全体の判断を受けてどう考えるのか、どうしていくのかも大事なことだと思っています。私が個人的には重いなと思っているのは、私たち会派では不採択(反対)とした「旧西永山中学校の跡地活用をして障害者施設の建設を」と願った陳情が採択されていることです。

 さて、来週月曜日には議会人事が行なわれます。それをめぐって議員どうし(会派どうし)でのせめぎあいがあるようです。議会改革が言われつづけているわけですが、相変わらず体質改善できていないというのが市民の評価だと感じています。その評価がちょっとは変るかもしれない…と可能性を抱かせてくれるような議長や副議長などを選びたいものです。

投稿者 hisaka : 2005年04月14日

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