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2005年04月05日

後半2年間の活動に向けて

 今日は代表者会議がありました。任期半ばを過ぎて、委員会などの役割分担を交替する時期だからです。ドント方式によって会派ごとに希望する委員会などを選んでいきます。私たちの会派は交渉会派なので、議会運営委員会と、常任委員会では総務、厚生・産業、建設・環境の三常任委員会を選びました。会派の人数が3人なので、4つの常任委員会すべてに参加できず、今までも文教常任委員会には委員がいませんでした。今回も悩みに悩んだのですが、文教常任委員会については出来る限り傍聴することにし、従来通りの3つの常任委員会の席を取得することにしました。

 また今回は、議長、副議長、監査委員も改選されることになります。この人事問題については、議会内の派閥争い的や水面下での取引が行なわれるのが前例であり慣例でもあります。各常任委員会の委員長、副委員長の役もあわせて、「ポストどり」合戦が始まるものと思います。私たちの会派はあまりそのような「お役」に対する関心を高くしていないので、立候補する人を見てから決めたいと考えています。やりたい方には、特に議長についてはぜひとも、どういう議会運営を目指すのかなどビジョンを示してもらいたいと思っています。議員の中から選出されるのが議長ですが、議長とはただの議事進行係ではありません。常任委員会の委員長は議事進行係的な要素が強いですが、議長は市民が望んでいる議会像、議会運営のあり方を目指したリーダーシップを発揮できなければなりません。私は議長の存在意義や存在価値が大きいと思っているので、民主的な運営を目指すことを議員だけでなく、ぜひとも市民に対しても明確にした上で立候補してもらいたいものです。そこが具体化されていたり、明瞭であれば、議長の選出権がある私にとっても「なぜ、その人を選んだのか。」という理由も明確化できます。

 3人しかメンバーがいない私たちの会派にとっては各委員会での「長」になり議事進行役、議事の円滑な運営の役目に徹することで、委員会での発言が制限されてしまいます。そういう意味で、私たちの会派では「ポストどり」とは無関係な位置にあると思っています。
 実は今年度は多摩市が東京都市議会議長会の会長市になっており、それこそ考えようによっては今回の議長のお役は非常に‘名誉’となるのです。腹の底では狙っている人が多いのかな~・・・・?と思いつつ、私たちの会派では「ポストどり」の外野席から、各会派の動きをとりあえずは待っている状態です。いずれにしても議長に立候補する人は議場において市民に向けて、市長に向けて、どのような民主的な議会運営を約束するかを宣言してもらいたいです。

投稿者 hisaka : 2005年04月05日

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