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2005年04月01日

一人会派ができました

 今日の午後5時で、会派構成など変更のしめきりでした。私たちの会派は変更なく「民主・生活者ネット」でこれからも2年間活動していくことを確認しました。代表者と議会運営委員会のメンバーについては、新たに選び直すことにしています。代表者とは通常は長老格が担うようですが、そもそも長老格が存在していないのが我が会派です。必ずしも「慣例ありき」で物事を考えないことが私たちの会派の強みでもあり、弱みかもしれないのですが、新しい意見を発言することが大事だと考えているところです。いわゆる長老やベテランの議員から押しきられることも少なくありませんが、それに屈しないで意見をぶつけたいところです。

 さて、会派がどうなったかというと多摩市議会で久々に一人会派が誕生しました。清新クラブが3名になったので、私たちの会派も含め3人会派が3つになりました。

●多摩市議会改革議員連盟7名
●公明党5名
●日本共産党多摩市議団4名
●清新クラブ3名
●新政クラブ3名
●民主・生活者ネット3名
●無所属の会1名

 2年前の改選後に一人会派が7つあったときが懐かしいわけですが、一人会派の存在を今後はどのように取り扱っていくのか注目されます。というのも一人会派の在り方に、取扱われ方に疑問を持った人たちが多摩市議会改革議員連盟を結成したという経緯があるからです。3人以上の会派出なければ「交渉会派」になれません。代表者会議や議会運営委員会のメンバーになれる権利がないわけです。もちろんオブザーバーとして出席することは可能です。が、その発言はただの「参考意見」的にしかならないわけです。これに対して、軽んじられたと憤慨したことが契機で現在の最大会派が存在することを忘れることは出来ません。
 すべての会派が「交渉会派」であるのが現状です。そのなかで「一人会派」という選択をするのも‘勇気’あることと受けとめてみたいと思います。「一人会派」という立場から大いに発言をしてもらうことで、議会改革にもまた新たな風が吹くといいなと個人的には感じています。

投稿者 hisaka : 2005年04月01日

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