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2005年03月28日

市民にわかりやすいのが一番

 来年度予算案が最終日にどういう結果を迎えるかについて、特別委員会の時と同じく「否決」と考えるのがごくごく自然な考え方だと思われます。多摩市ではまだ一度もない予算の否決です。つまり「否決」されたらどうなるのか、どんな影響が出るのか経験していないわけです。私自身もどうなるのかよくわかってませんが、多摩近隣で予算が否決される事態を抱えている自治体でも、それほど特筆すべき悪影響、損害が生じたとはあまり聞いたことはありません。とりあえずは暫定予算を組んで当面の対応をしているようです。

 さて、議会からは「否決」というボールが投げられたわけで、あとは市長がボールをどう受け止めるのかが問われているだけです。予算特別委員会最終日17日から明後日30日の最終日までの間、市長には考える時間があります。
 こういう状況ではさまざまな憶測や噂が飛び交ってやみません。なんと、最終日には修正案が提出されて可決されるらしい、しかもその修正動議の提出者がなぜか私たちの会派であるという根も葉もないことが耳に入ってきました。私たちの会派では現段階で、修正案を出すつもりをしていません。先にも書いたとおり、予算が否決されたわけです。それを踏まえて市長が市民にも説明がつくようにと行動する番だと思います。

 非公式の場所でのやりとりで事が済んでしまったなら、それこそ議会の存在意義すら問われることになると感じています。議員それぞれの行動もまた問われているのです。まだまだ最終日まで残された時間はたっぷりあり、採決の瞬間まで政治的な攻防がありそうな模様です。

投稿者 hisaka : 2005年03月28日

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