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2005年03月27日

最終日までには

 議場やその周辺には重苦しい雰囲気があっても、一歩外に出れば普段と変らない淡々とした風景が広がっています。来年度の予算が否決されている状況にあることを知らない人は多いです。 

 今日は多摩自由大学がの企画講座に参加してきました。集まっている人は予算特別委員会での出来事が最終日にどうなるのか、その行方に注目をしているようでした。
 ところで予算特別委員会では提出した修正案が否決されていますが、それを改めて最終日にも提出することが出来ます。通常は予算特別委員会での結果は本会議で覆されることがありません。それを思えば、修正案を再提出しても結果は同じことだと思われます。ただ、予算特別委員会では修正案が2本提出されていたので、最終日には修正案どうしを一本化するという選択は考えられます。
 市長は暫定予算を組みたくないと言っていました。そのためには予算が可決されなくてはなりません。予算特別委員会で否決した議員の一部が態度変更するのか、もしくは修正案可決、その上での原案可決するという道も残されています。どういう道を選択するのかはここ数日の議員どうし、会派どうしのやりとりにもかかっているのだと思いますが、いずれにしても予算特別委員会と全く同じ修正案であれば可決される見込みは皆無と言えます。つまり、提出する必要もなさそうです。要するに、現段階においては、あとは市長次第だと言えそうです。金曜日に合同会派説明会が開催されたとは言え、そう簡単に態度変えを決めた議員はいなさそう…現段階でははそういう雲行きだと思っています。

 いずれにしても最終日まであと3日です。予算が否決されたという深刻さが‘まち’にはないとは言え、議員だけでなく市民が市長の動きを見つめているのです。それをどのように感じているのかが示されるのだと思っています。

投稿者 hisaka : 2005年03月27日

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