« 採択された陳情の効力は? | メイン | 市長からの緊急招集は »

2005年03月24日

明日の会議は午後からスタート

 明日は市内の小学校の卒業式。何と、そのために代表者会議のスタートが午後1時からになりました。午前中は卒業式に出席するためとか・…。そう言えば、総務常任委員会があった先週の金曜日は中学校での卒業式がありましたが、会議の時間変更はしませんでした。しかし、代表者会議が(もちろん、今回がたまたまかもしれませんが)卒業式を理由に開始時刻を変更すると聞くと、議員にとって地元の小中学校で行われる入学式や卒業式への出席は外せない業務であることが理解できます。
 しかし、他の自治体で議員をしている知人(特に独身もしくは学齢期に満たない子どもしかいない。もともと地元出身ではない。)と話をしていると、学校の入学式や卒業式にはどうも気分が乗らないとか、足を運ぶ気が重い、億劫でならない…結局、何のために行くのかなあとなるのです。それもそのはずです。もちろん大義名分としてはおめでたい場に出席し、そして一緒に祝うというのがあるわけですが、決してそれだけではないことを承知しているからです。むしろ祝うよりも大きな目的が隠されているわけで、そこが子ども時代に「どうして議員が出席しているの」という疑問を抱いた思い出とリンクするのです。だから、どうしても出席しづらいものがあるのです。地域をないがしろにしたり、軽んじているわけではないのですが、式典への出席にどうやって意義を見出そうかと悩んでしまうと言う議員が少なくありません。特に若い世代にはその傾向が強いです。これは私も共感する部分があります。

 ところで、明日、市長から緊急で議員全員が招集されています。旧西永山中学校に建設が予定されている知的障害者施設の件でだと言います。でもこれは非公式にです。非公式であるならば、議員の出席義務もありません。また、非公式であるために、当然ながらその場での市長の発言なども議事録に残るわけではありません。これは他の自治体で開催されている市民に非公開の「全員協議会」に似ています。一体どんなやりとりをするのかと思うわけですが、予算特別委員会で否決された来年度予算のことに関連して召集されたことは間違いありません。ちなみに非公式と言うことで開催される場所も市役所の西会議室です。
 例えば定例会の事前に予算、議案の説明があります。これも非公式です。また、現在のところは会派毎に行うのが暗黙のルールです。これについて、議案などの説明であれば議員全員を招集して一括で開催すれば効率的だと考えています。そこで、私たちの会派では改革議員連盟会派とともに説明を受けていますが、明日に緊急で招集された会の性格はいつもの議案説明のための会とは少し性格が異なるような気もします。出席しなければ、市長からどんな話があるのかわかりません。でも「非公式」であるところに市民に対する不透明さを感じざるを得ません。市長の招集に応じていいものかどうかと少々頭を痛めています。

投稿者 hisaka : 2005年03月24日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/836