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2005年03月21日

とにかく多摩センターは

 久しぶりに多摩センターに行きました。初めてベビーカー使用者として多摩センターを歩いたわけですが「不便すぎる」という感想しかありません。スロープやエレベーターの場所などを把握していなければ辛いものがあります。わざわざの遠回りもいい加減、勘弁してもらいたいという気持ちになると思います。ベビーカーならまだしも、これが車イスだったならと心底「誰がこの街を設計したのか…」とため息がもれます。本当に、住む人の顔を思い浮かべて設計してくれたのかと首を傾げてしまいます。

 ところで、今度、多摩センター駅前の市役所出張所が小田急線の高架下からカリヨン館の8階に移転します。まだ、いつからオープンするのかは未定ですが、5月末を目途に準備が進められるようです。現在の高架下の出張所もわかりにくい場所にありますが、カリヨン館の8階というのも一見、場所的にはいいなと思えるのですが、わかりやすいとは言えません。カリヨン館を知っている人なら話しは別ですが、すぐにピーンと来る人は少ないと考えるからです。
 そこで、移転するにあたっては、カリヨン館のビルの入口だけでなく、駅前などの案内をきちんと施してもらいたいと思っています。特にカリヨン館に行くためにもやはり階段というハードルがあります。ベビーカーや車イスでカリヨン館まで行くための最短ルートを示して欲しいと思っています。誰の眼から見ても、出張所までの経路がわかるように示す必要があると考えています。

 そういえば、たま広報では市長の施政方針が一面に掲載されていました。そこには「様々な課題が山積していますが、情報の共有化、説明責任に意を尽くし、将来を見据え、実施しなければならない事業については信念をもって臨みます。」とありました。また「謙虚に、誠実に、そして信念をもって、多摩市の明るい未来に向け、まちづくりを進めていきます。」と締めくくられています。
 素朴な疑問として…市長の「信念」が私には全くわからないのです。もちろん人に事細かに説明するべきものではないのかもしれませんが、今までの3年間、いろいろな機会を捉え、市長の発言を聞いてきた割には市長の言うところの「信念」が理解できないのも残念な話です。(もちろん私だけが理解できていないのかもしれませんが)
 いずれにしても、文章で「信念」という文字の綴りだけで市長の信念を伝えよう、理解してもらおうとすることは難しく、何度も読み返してみたものの何をもっての「信念」かが不明です。

投稿者 hisaka : 2005年03月21日

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