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2005年03月18日

学校跡地の問題は…

 総務常任委員会がありました。実質、このメンバーでの委員会活動も最後です。今日まで先送りしていた「学校跡地活用問題」に対する委員会の見解、そしてこれに関する陳情に対する委員会の態度が決定しました。
 行政の学校跡地活用方針に対しては、議会最終日の委員長報告の中で「議会として同意したものでもなく、また同意するものではない。」とし、「あくまでも行政が決定しただけ」と明らかにすることになりました。行政内部での方針にしかすぎないものですが、市民の眼からは議会でも了解したものと思われがちです。そのために議会の同意事項でもなく同意が必要な事項でもないことを改めて表明しておくと言うわけです。しかしながら、今回の方針決定にあたっては議会でも全員協議会を開催し、行政に中間まとめに対しては曲がりなりにも意見表明する機会があったことは確かです。

 さて、今日はやはり陳情に対する採決が注目されていたと思います。(1)旧南永山小学校跡地問題 (2)ボランティアセンターの永山分室の問題 (3)西落合中学校跡地問題と3つの陳情が付託されていたからです。結果から言えば3つの陳情ともに採択されました。その内訳は採択が4名、趣旨採択が2名というものでした。私たちの会派では、行政の学校跡地施設活用方針に対しては、方針そのものの決定プロセス自体に問題点を感じていることもあり、3つの陳情に「採択」という結果を出しました。
 本当は、議会は議会として跡地施設活用計画を作成するくらいの議論が出来たらよかったなと思います。そのためには議員全員で意思統一を図らねばならず、現在の市議会の状況を考えるとまだまだ難しい段階かなと感じます。

投稿者 hisaka : 2005年03月18日

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