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2005年03月14日

予算特別委員会2日目

 市の広報活動についてFM多摩の活用がとりあげられました。費用対効果から考えても見直すべきでないかという観点からです。その話では2500万円ほどの支払っているとのことでした。FM多摩を実際にどのくらいの市民が聞いているのか調査をすべきだと主張していました。そもそも私はFM多摩はどのくらい知られているのだろうかと思います。
 私はFM多摩はローカル放送で地域放送局にも関わらず、いまいち地域に溶けこんでいないことが問題だと感じています。「コミュニティ放送」をしている地域への視察にも行きましたが、やはりローカルであるからには‘親しみやすさ’が必要だと思います。でも、FM多摩の基地がどこにあるか知らない市民が圧倒的多数で多摩テレビと一緒くたに考えている人も少なくありません。FM多摩で広報活動することが全く無意味だとは思えないまでも、FM多摩がもう少し市民に開かれた放送局であって欲しいという願いがあります。

 去年の政策ゼミではFM多摩のサテライトブースを多摩センター駅前に誘致をしたらどうかという話がありました。一般質問でも提案をしました。その際には当時の部長から、「会社のほうに私どものほうからも投げかけをいたしております。一つには、ヴィータ・コミューネの7階のところも非常に若者も集まっていらっしゃいますし、あそこの部分を活用する方法、あるいは、今ご提案の多摩センターの部分という2つの方法の提案がございますが、今、その辺については慎重に検討しているということで、エフエム多摩の会社側には検討の投げかけはいたしております。」との答弁がありましたが、きっとこのまま慎重にな検討だけが続きそうな模様です。

 結局、行政としては働きかけをしているけれどそれに呼応しないのか、それとも別に何か課題があるのかはわかりませんが「FM多摩だから」という理由で2500万円を投じる効果に疑問ありという意見には同感です。

投稿者 hisaka : 2005年03月14日

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