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2005年02月27日

文庫展に行きました

 ベルブ永山で開催されている文庫展に足を運びました。今日の午後はギャラリーの絵本原画展に作品を寄せてくださった織茂恭子さんの講演会があったのですが、残念ながら時間に間に合わず参加できませんでした。
 文庫展は今回で第17回を迎えています。もちろん図書館の協力も得ながら実施されてきました。しかしながら補助金制度の見直しの中で、一旦はうちきられる補助金として該当し、市民力に委ねられるものとなりました。来年度は市民提案型まちづくり事業として補助金を得て実施できる予定になっていますが、公募型補助金は選考に通過してさえ継続して受けられるものではありません。市民力だけでやっていくとするならば、絵本原画展などもあわせて行うことは難しくなるのかもしれません。
この展示を見ながら、行政はこの文庫展をどう評価し、そして市民力に委ねていくとはいうものの、どのような観点で市民力を活用できると考えているのかなと思いました。というのは原画展を呼ぶためには少しのお金は必要だからです。
 文庫展に限らず、資力をどこまで市民に期待できるのかということから考えると、市民で負担出来る資力の範囲で同じことを継続するとしても規模、内容の縮小が問題になります。そのときに規模や内容が縮小されてもいいと判断するのかどうかの視点が欠かせないような気がします。他の事業で言うと、私は多摩シネマフォーラムがあげられると思っていますし、消費生活フォーラムや女と男がともに生きるフェスティバルなどでの市民への補助もそれに該当するとも考えています。
 行財政再構築の中で補助金の見直しの視点がいまいち不十分にしか説明されていないことを改めて感じてしまいました。

 明日は文庫展のおはなしの会に参加しようと考えています。地域文庫活動は私がやりたい活動のひとつだからです。私が小学生のころに絵本の地域で読み聞かせ活動をしてきた母の影響があるのかなあと思います。

投稿者 hisaka : 2005年02月27日

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