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2005年02月08日

気が重くなる資料…

 国民健康保険運営協議会が明後日開催されます。この協議会の事務局はとても対応がいいなと思います。というのも、協議会開催の一週間前には資料が送付されてくるからです。他の審議会などにも出ていますが、開催当日に自席に座って初めてその日の協議に用いる資料を手にする状況です。会議時間を有効活用するためにも委員には資料を予め配布するのが望ましいので、これも庁内でルール化しておくべきではないかと思います。自治基本条例の策定をする際の市民の間の議論でも委員への資料配布のあり方などが問題視されていた覚えがあります。

 さて今度の協議会の資料ですが、今年度の国民健康保険特別会計の補正予算案と来年度予算案などが入っていました。もちろん一番最初に目が行くのは一般会計からの繰入金です。当初約17億円の繰入でしたが、やはり補正で3億円ほどのプラスになっており合計約20億円というのが今年度の繰入金に・・・。昨年度はぎりぎり19億円台だったのに、今年度はとうとう20億円台です。
 予め資料配布されたことにはありがたさがあるものの、この資料を持ち協議会に出席し、議論に臨むのかと思うと本当に気が重くなるばかりです。国民健康保険制度の状況は本当に深刻です。正直、いくら自治体レベルの協議会で議論を重ねたとしても「どうにもこうにもできない」のです。国全体での制度設計のあり方を見直してもらわねばならないことは確かです。大事な改革ばかりが先送りされているのではないか…国の状況を見ているとそう感じずにはいられません。

投稿者 hisaka : 2005年02月08日

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