« 行政資料の提供は市民参画の推進のため | メイン | えんやこらと帰宅 »

2005年02月04日

子育てするなら「多摩市」で

 子どもの健診先の病院の待合室で「子どもの医療費が本当に馬鹿にならない」と話している人がいました。
 乳幼児の医療費について多摩市では3歳児まで所得に関わらず無料です。来年度はこれを一年延ばし4歳児までにすることが予定されています。都内では小学生までに枠を拡大するなど、子育て世代を‘まち’に呼びこむ作戦の一つとしてサービスを広げているところもあります。これは助かる話ですが、病院に行かない方がもっと助かるわけで、結局は子どもの健康管理などをきちんと考える方が大切なことだと感じます。

 これには住環境もとても重要なポイントです。子どもにやさしい環境があるところでの「子育て」はとても魅力的だと思います。その点からすると、多摩市はほどよく都会でみどりも多く、子育てにとっては十分に最適な環境を有していると考えます。ただベビーカーを押すことを考えると坂道が多いことは難点に入るのかもしれませんが、それでも望ましい環境があると思っています。
 さて、少子化に国全体で力を入れ始めた最近は、子育て世代を呼びこむ自治体サービスの独自色を出しにくくなっているように感じます。でも、多摩市の場合には自然環境だけではなく、特に保育所行政分野では充実しています。この充実ぶりは他市に住んでいる友人に羨ましがられます。最近の民活導入の流れにより、他の自治体では公立保育所の民営化問題で保護者が翻弄されているという話を聞いています。多摩市の場合にはもともと民間保育所が努力を重ねてきて、保育所行政を引っ張ってきた歴史があります。公立保育所を中心に保育所行政を展開している自治体とは違って、民間保育所に対しての信頼度は十分です。「公立が安心」というような考え方とは無関係といえます。これはとてもありがたい環境です。

 子育て世代は当たり前のようにインターネットを使って情報収集すると思います。「子育てするなら多摩市で」をもっと全面的に打ち出したホームページにするといいなあとつくづく感じています。ここにいるだけではわからないものの、他地域の人からの評判を聞くと多摩市はかなりレベルが高いといえるようです。

投稿者 hisaka : 2005年02月04日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/788