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2005年02月01日

女性専用車両のこと

 子どもの健診のため、神戸に来ました。子どもを連れて公共交通での移動は周囲に迷惑がかからないかと冷や冷やしてしまいます。新幹線の車内では仕事をしている人もいますし、休眠中の人がいるので余計に神経を使います。

 さて、神戸市営地下鉄には常時、女性専用車両があります。京王線も夜間帯に女性専用車両がありますが、この車両は一番後ろの車両です。夜遅くなったとき、この車両の存在はありがたいものです。
 京王線の場合には夜の利用ということで、利用する女性の年齢層の幅が一定限られてきそうですが、神戸市の場合には一日女性専用なので昼間の時間帯にはやはり高齢者がたくさんいます。そのことを配慮してなのか、専用車両はホームのエレベーターやエスカレーターに近いところに止まるようになっているのが特徴です。これは行き届いた配慮になっていると感じます。
 ちなみに、神戸市の専用車両にも京王線と同様に「女性専用車両」のステッカーが貼ってありますが、一応は見える大きさで高齢者や障害者もどうぞというような案内が付記してあります。

 それにしても女性専用車両の光景として特徴的だなと思うことは、他の車両に比べて車内でお化粧をしている人が多いことです。手鏡をのぞいている人の多いこと・・・・これには参るわけですが、デパートなどの女性用のお手洗いの中のようにも感じることもあります。

 女性専用車両などの存在については、例えば女性センターに対する批判の出所と同じように、「なぜ男性専用がないのか?」と皮肉を言う人もいますが、「女性専用車両」を設置しなければならない理由をもっと重視してもらいたいものです。

投稿者 hisaka : 2005年02月01日

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