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2005年01月30日

頑張れ!って思う

 政策ゼミのメンバーと市民活動推進課にヒアリングをしました。3月議会の一般質問に向け、テーマを「コミュニティ」としたわけですが、あまりにも漠然としすぎて、どういう角度からアプローチしていいものやら…。色々と考えたあげく今日はコミュニティセンターを担当している職員に話を聞くことになったのでした。約2時間、じっくりと話を聞くことができました。非常にていねいな職員の受け答え、また職務に対する熱意を感じ、「頑張って欲しい。」と言うのがゼミ生たちの共通した素直な感想でした。
 昨年の政策ゼミで行政へのヒアリングをした時もそうでしたが、「行政マンのイメージが変った」という感想を学生たちは抱きます。「お役所の人」に対してのイメージとは相当に印象が悪いんだなあと思います。先入観との差が大きすぎ、かなりの好印象へイメージが転換するようです。それはある意味で喜ばしいことだと思っています。


 ところで、どこに好印象に変る要素があるのか…「聴いてくれる」という職員の姿勢ではないかと思っています。自分の職務以外のことについては尋ねられたくない…そういう意識を持つ職員は多いと聞いています。そのことが市民との応対姿勢を頑なにし、面白味のないものにしてしまうのだと感じています。そもそも「何でもに応じられる人」なんて存在しないはずです。とりあえずは尋ねられたことについて、[どこに行けば解決できるのか?」を知っていれば十分だと思っています。そうすれば、市民に尋ねられたところで戸惑う必要もなく、的確な応対が出来ると考えています。市民からの質問に恐がらない職員のためのスキルの一つだと思っています。
 これは議員でも同じことがあてはまります。あらゆることに完璧に答えられるわけではないからです。しかし「どこに聞けばいいのか」「どこで探せばいいのか」等を知っていることで、市民に問題解決の道筋を提示することはできます。もちろん議員としては市民のみならず、行政に対しても提案できなければならないと思っています。そのために、さまざまな情報網を持っていたいなと思う今日この頃です。

投稿者 hisaka : 2005年01月30日

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