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2005年01月25日

総合計画審議会

 多摩市の第4次総合計画はすでに破綻していると言われています。行財政診断白書から始まり行財政再構築プランが出されたことでも、そのことはすでに周知の事実です。
 通常の場合、計画は3年ないし5年など節目節目で見直しが行われるわけですが、今回の総合計画の見直しについては‘ただの見直し’では済まなそうな模様です。そもそもの計画のベースとなる前提条件である人口フレーム、財政フレームが崩れているために、行財政再構築プランなども踏まえながら再度計画の見直しをしなければならないからです。

 さて、総合計画審議会の第1回が今週末土曜日に開催されます。普通、審議会などは平日の夜に開催されることが多いため、土曜日に開催することの目論みでもあるのかと考えていました。というのも、多摩市のまちづくりの基本的な計画の見なおしという観点から、平日では都合の悪い市民にあわせて土曜日に設定したのかと思ったわけです。しかし、それは私だけの解釈だったみたいです。なぜならば、総合計画審議会開催の日程が広報に掲載されておらず、市民からの問合せがあったからです。
 実は日程が決まったのはごく最近のこと。広報で日程を周知するのには間に合わなかった…これが紙媒体での周知がなされなかった理由だと思います。でも、こういう部分が‘まちづくり’に参加をしようとする市民の目には段取りが悪い+情報の周知がなってないという評価になってしまいます。この手続きの悪さが、どんなに充実した内容の審議会であったとしても、入口の所で市民の反発を招くことにもつながっていきます。
 審議会への傍聴者の人数は‘たくさん’というわけではありません。しかし「どうせ傍聴者は少ないはずだから…」と考えるのではなく、常にきちんと情報を伝達しつづけることがまずは基本なのだと思います。今回指摘されたことについては、私もうっかりしていたなと改めて痛感しています。当然ながら私のところへも日程調整がありました。その際、市民への日程周知期間のことも含めて確認をすればよかったと反省しました。

投稿者 hisaka : 2005年01月25日

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