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2005年01月16日

毎年毎年この場所で

 「手をつなぐ親の会」の新年会に出席しました。会長から「子どものこと、障害のことを考えてばかりいると暗くなってしまうけれど、でも、昔よりは随分と環境はよくなってきた。だから明るい未来を信じて進んでいきましょう。」という趣旨の挨拶がありました。当事者が抱えている苦しみを分かち合うということを言葉に表すことは憚りますが、想像力だけは持っていたいと思います。「障害のことばかり考えると暗くなる」という言葉に凝縮されている意味深さを汲み取りつつ、それを発言することのできる会長の存在は大きいことを感じました。
 「手をつなぐ親の会」の会員になっている小学校の時のクラスメイトがいる関係もあり、一緒に研修旅行に参加させてもらう機会を得たりなど、貴重な経験をいただいていますが、経験を活動に生かすことがなかなか出来ていないことに忸怩たる思いがあります。新年会などの機会などのたびにその思いを確認し、ある意味で力不足を認識し、反省もしながら、「今年は…」と言う思いを新たにしているのが正直なところです。「少しずつでも未来が明るいものになっていくことを信じる」これは、会長さんが今日の新年会に集まった議員等など含め全員におくった言葉であると思いました。
 「来年のこの場所」のことを思いながら、席をあとにしたのですが、‘少しずつ’に貢献できる自分でありたいと心の中で何度も繰返しました。
 多摩市の障害者基本計画が見直しの時期にさしかかり、現在、計画策定に向けての基礎調査を進めているところです。望まれているのは、少しずつでも‘着実’に進んでいくような計画だなと思っています。

投稿者 hisaka : 2005年01月16日

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