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2004年09月26日

見やすい紙面づくり

  議会だよりは昨年度の途中より、議会運営委員会の編集チームが結成され、メンバーの手で一面の記事のみ編集しています。各委員会報告は委員長が、会派報告は会派で、一般質問報告については議員個人が、一定の字数制限のもとで書いていましたが、それ以外は事務局が担当をしていました。特に一面記事は、どれをトピックにするのかだけは議会運営委員会で決めていましたが、記事については事務局が担当をして、構成ができた段階で各議員が目を通して、意見があれば申し述べるという形でした。
 議員視察などであちらこちらの議会との接点もありますが、その際にやはり気になるのは「議会だより」。議会改革が進んでいるようなところでは議会だよりの編集を議員自身が手がけているところが多いような印象です。多摩市でも議会改革を進めるということでは、全議員が前向きなので、その一貫として議会だよりの一面を編集チームで取り組むことになったのが経緯です。
 編集チームは議会運営委員会のメンバーにより編成されています。文章を客観的な立場からまとめる作業は意外に難しく、なかなか気も頭も使いながら記事を書いています。

 さて、私が今回の取りまとめやくを仰せつかったわけですが、レイアウトをどうするのか?に今日は1日中頭を悩ませてしまいました。というのも、しげしげと議会だよりを見ることがなかったのですが、改めて見やすいレイアウトをと考えると、今の議会だよりはもう少し考え直した方がいいのではないかと思ったからです。

 ところで、この議会だよりについて。来年度は是非とも二色刷りにしたいと議会として予算要望を出すことにしています。行政が月に二回発行する「たま広報」はもちろん二色刷り。議会便りと比較するとずいぶん見やすいと思います。しかしながら、議会だよりは一色なので、暗く且つ目立たないのです。当然ながら、内容重視で色が施してあるかないかは無関係だというのも意見のひとつだとは思いますが、一方で、市民が「見たいな」「読んでみたいな」と思わせるような、目をとめて、目を引きつけるような紙面が大事だという意見もご最も。
 そして、面白いのは「二元代表制なんだからやっぱり広報のあり方だって、行政と同等のレベルでなくちゃ!」との意見。この見解はある意味正しいと私は感ずるわけですが、その発言をされた方は、「もし議会だよりの色刷りが市長への予算要望で認められなかったら、たま広報も一色刷りにさせる」・・・その方が経費だって削減できると強く主張されています。うーんなるほど。その発想には私も感心してしまいました。

 それにしても議会だよりのレイアウトですが、いつの時点からこのスタイルなんだろう・・・と思うほどにずっと同じレイアウトが継続しています。もちろん、そのレイアウトがお気に入りであれば話は別ですが、私自身は今の議会だよりの一面を見た時、何とかもう少しいいデザインはないものかと感じてしまうわけです。
 かと言って、じゃあ私がレイアウトをどう変更しようか・・・と考えたところで自分ひとりの考えだけで大幅変更できるわけもなく、これは次回の編集チーム開催の時の課題として意見を言おうと思っています。

 市民への情報共有・・・と言い、行政の広報の作りかたでは議員もずいぶんと注文をつけているわけですが、その一方で、ちょっと自分たちの足元を見忘れているかもしれません。見やすい紙面づくりを目指しての市民からの注文、また市民がどんな議会の情報が知りたいかなど・・・それこそ、意見募集でもしてみるのもいいなあとアレコレと考えめぐらせているところです。

投稿者 hisaka : 2004年09月26日

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