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2004年05月18日

あっという間に6月になりそう!

 昨日、雨が降りそうだからと遊説日程を今朝に変更したのですが、まったく勘の鈍りもいいところで、朝は曇りで、途中から小雨がぱらつくどころか霧雨に!「あーあ・…」と思いながら、ニュースを配布している私に、通過しながら声をかけてくれる人が時々元気を取り戻させてくれました。そして以前より、高校生、大学生、20代の若い世代でもニュースを手に取ってくれる人たちが増えてきたように思います。そのことが私の励みにも大いにつながっています。でも、まだまだごく少数です。

 今日の午前中は市民活動推進課の担当者にヒアリングをしました。4月からの組織改変で新しく再編された部署です。今までは「市民活動推進担当」は聖蹟桜ヶ丘の女性センターのところに配置されていましたが、これが本庁に戻り、コミュニティセンターや自治会などを担当するところと一緒になったという意味で、私自身はこの変更はよかったのではないかと考えています。
 何しろ昨年までの「市民活動推進担当」は市民協働を積極的に推進するための別格組織で、しかも「NPO担当」とのイメージが色濃い印象でした。市民活動とはさまざまな形態によって担われていますので、やはり担当部署や窓口を統一した方がいいと思っています。自治会や管理組合のように地縁を基盤としている活動体であっても、NPOのように目的・理想ありきで団体形成している主体であっても、行政のスタンスは変らないはずです。地域で果たす役割は重なりつつもスミワケがあり、「市民活動推進課」が現段階で担う重要な役目とは、その交通整理をしていくことです。
 いろいろな自治体などに視察に行くと、自治会など地縁基盤の既存地域団体と、新しいタイプの市民活動団体との連携、協働がなかなか上手くいかない…との悩みをよく聞きます。多摩市でも全体的に見れば、た自治体の状況に同じだと思います。今回の組織変更で私が最も期待をしているのは、「市民活動」間にある分断みたいなもの、壁を低くすることです。決して対立するものではないのに、どちらがより重要な位置を占めるのか?ということで議会内でも意見に差異があるところです。この差異、溝を埋めていかなければ「市民協働」が目指す本来の目的は達成できないと考えています。行政だけでなく、議員も、そして市民自身も認識を変えることが求められるように思います。
 庁内には「協働推進会議」という横断的組織が設置されていますが、市民サイドにも同様に、横つながりのネットワーク型組織が必要なのかもしれません。(しかし、これは市民自身の必要性に基づいて、行く行く設置されればいいと思いますし、「官製」であっては困りますが)

 午後は6月議会に向けての一般質問対策。こちらはずいぶんと梃子摺り中。3月議会が終わって、ちょっとホッとしすぎたかしら?との感が今ごろに焦りに変っているところです。
 明日はもうはや市長の議案説明があり、来週の火曜日が一般質問の通告書提出期限。議会で「政策論議」をすることの難しさを痛感しながら、質問書の完成を急いでいるところです。

投稿者 hisaka : 2004年05月18日

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