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2004年05月06日

一日がHAPPY!

 連休が明け、「やっぱり休みは大事だなあ…。」と思いながら市役所に。ちょうど正面玄関を入った時にちょっとした事件。…というのも人とのすれ違いざまに何と左目のコンタクトを落としてしまったらしい…。ところが一瞬のこと過ぎて、「あら?」何か変かもしれないと思いつつエレベーターに乗って、控え室へ。エレベーター内の鏡を見ながら、黒目からずれたコンタクトでも直そうと鏡を見たのに、眼の中にはコンタクトが入っていない。必死に鏡を見ていたけれど、ようやく「どうやら、さっき眼から落ちちゃったんだわ!」と遅れ馳せながら気がついて、最初は「仕方ないな…」と思ったものの、やっぱり「今、不便」。ちょっとの可能性を信じて、再びロビーに向かいました。
 ちょうど、用事で市役所に来ていた議員さんがいたので、「ひとりぼっち」ではなく、じっと床を眺めていたところ・…変な二人の様子を見た市民の方が加わり…受付の人に心配をかけ、おそらく10分は経過をしていたと思います。
 わざわざ市役所まで足を運んできた市民の方に探してもらうのは忍びないと「すみません、もう結構です…。」と言ったものの、「いや、私はまだ時間があるので大丈夫ですよ。」と私以上に床をじっと見つめて真剣に探して下さっています。こうなれば私もあきらめるわけには行かず、どちらにしても絶対にここの床のどこかに落ちているはずだと穴のあくほどに床をすみずみ凝視していました。
 すると、なんと落ちているではありませんか!と嘘みたいな本当の話。誰かの靴の裏に付着してしまうとか、踏まれてしまったとか…も考えられたのに、私のコンタクトはちょうど、障害者用の点字ブロックのすきまでひっそり「キラリ」と輝いていたのでした。
 息が止まるほどにびっくりしました。市民の方は「よかったですね。」と声をかけてくださり、私がお礼をする間もなく立ち去って行きました。私は以前にもデパートで同じようなケースに合い、床中を探して見つけ出したことがあります。その時は一人で床にしゃがみこんで探していて、ものすごく孤独感と周囲の冷たさを感じたわけですが、今日は違いました。「ありがたいなあ。」と思いました。
 今日はこれで一日がHAPPYな上に、何だか味気ない世の中だと言われるけれど、やっぱりそんなことないな…と元気が出ます。そして「だから、私も頑張れる。」とまた一段と強く自分にうなづいてしまいました。
 こういう何気ない日常の小さな出来事(きっと私にとってだけ一大事)の積み重ねを大切にしていきたいものです。

 ちなみに、今日は会派の打合せで今年度の決算特別委員会の運営をどうするかなど話し合いました。今までは議員の半数で4日間で行なっていましたが、予算特別委員会同様に全議員で5日間で行なってはどうか?と提案することに決めました。どうやって行うことが、最も合理的で効率的なのかについては議論の余地があると思いますが、一案として以前から提起されている、委員会付託方式(これは委員会ごとに所管事項のみを担当して審査する方式)の採用は、私たちの会派は文教常任委員会に委員がいないために難しいこと、それから、まだまだ今の段階ではどの議員にも公平に発言時間が認められたほうがいいと考えられることがあります。委員会方式であれば、各委員会の委員長のさい配にもよりますが、どうしても発言の多い少ないに偏りがでると危惧されるからです。
 来週月曜日に議会運営委員会があり、最終的にどうやって決算特別委員会を開催するかについて結論を導き出す予定です。しかしながら、合議制のため、一会派の同意が得られない時点で、「物事前に進まず」となります。現行方式を変えるとなれば…各会派から出ているメンバーの妥協点を模索するのには時間がかかるのではないかと思われます。

投稿者 hisaka : 2004年05月06日

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