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2004年04月06日

私も心が晴れやかになって。

 小学校の入学式。自分が卒業した学校なので、やっぱり妙な愛着があるように思います。校歌の歌詞がメロディーに合わせ、知らず知らず記憶に蘇るのは思うと不思議です。市内でも一番多くの新入生123人を迎えます。クラスは4つで1クラスが30人前後でちょうどいい規模です。今、北諏訪小学校は6年生が2クラスしかありません。毎年、子どもの数が増えていて、昨年は新一年生が3クラス。自分の地域の小学校だけ見ていると「少子化」?という気分にもなってしまいます。

 それにしても入学式とはいいものです。こっちの気分も新鮮な感じになります。子どもを見ると可能性がたくさんあるなと思います。いちいち「暗く」なってもいられないのです。子ども受難の時代とか言われますが、今、ここにいる子どもたちにとってはこれが「当然」として生まれ育っているわけで、そのことを悲観することはできない気がします。今、置かれている状況の中で生き抜く力を身につけていくことが必要です。いつの時代でも教育は重要です。時代とともに教育内容も質も変化を遂げてきたわけですが、やはり「時代」に対する感覚を鋭く持ち、「時代」に敏感に対応できる先生が求められているのだと思います。
 先生たちが「変化」を嫌っていては、子どもたちが育っていかないのです。今回、北諏訪小学校の校長先生は交代しましたが、3月末まで校長を務められた先生はとってもいい先生で時代の変化を自らも楽しみながら教育環境を整備していたように感じます。昨年の夏、突然に校庭に畑ができたことには少々驚きもありましたが、しばらくして畑について先生と話をしたことがあり、その時にはこれも先生ならではのことだなと思いました。
 入学式では小さなイスに座って、進行役が「新一年生も礼!」と号令をかけるたびに、床に頭がぶつかるのではないかと思うほどのお辞儀をする子どもたちがいました。純粋さを感じました。
 
 私が小学校1年生だった頃の記憶ははるか彼方。ついに思い出せないくらいに昔のことになっています。ただ言えることは、私にもかつてはピカピカのランドセル時代があり、その時に今の自分の姿は全く想像もしていなかったということだけです。

投稿者 hisaka : 2004年04月06日

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