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2004年04月01日

地域で人に出会うとき

 やっと熱が下がって一息。こんなに晴れているなんてとばかりに、洗濯と掃除と冬物服の整理をして、その後、すぐに山積みになっていく書類の整理をしました。今までは「少なくとも一年間は保存」と考えていたのですが、最近は「半年保存」としています。もちろん書類を受け取った時点で「保管するもの」「半年保存するもの」と分けています。

 夕方頃、駅前までちょっと買い物に出かけましたが、その際に知り合いのおじさんに出会いました。既にリタイアし、地域でスポーツボランティアとして活躍をされている方です。登山の格好をされていたので、話を聞いてみると「元来、僕はスポーツマンでして…。神奈川県秦野の方にある山に行ってきたんですよ。」との話でした。山がとても好きで数名をとりまとめては近隣での登山を楽しんでいるそうです。「下山をしてから市営の温泉で一汗流して帰ってきたところ。」とスーパーの袋を両手に抱えていましたが、「今から、僕が食事づくりですよ!」と本当にはつらつと元気そのもの。このパワーに正直、私が押されてしまいます。地域で出会う元気な人には多いタイプです。みなさん現役時代にはそれぞれの持ち場でリーダーシップを発揮していた方が多いという印象があります。それだけに、個性豊かすぎる言える部分もあり、地域で一つのまとまりをつくる時には、なかなかすんなり行き辛い面が否めません。

 さて、話は少し変わりますが、私が地域の人に出会う時、いつも心に留めていることがあります。それはほとんどが年上の方ばかりだということです。地域で活動をしている人の多くはとても温かいと思います。ちょっとや少々の失敗をしても「また、次があるじゃない。」という目を向けてくれます。
 私はこれは「当たり前」ではないと考えています。なぜ、そうあってくれるのか?という部分を私なりにちゃんと受けとめなければならないと思っています。
 地域で長年の活動に関わってきた人や、社会で揉まれて経験を重ねてきた人に比べたら、私の歩いてきた道のりなんてまだまだ…だからこそ、私に対してすぐに諦めることをせず、粘りづよく色々なことを教えてくれたり、アドバイスをしてくれるのだと考えています。このことに私は日々感謝をしています。なぜなら、実は、その裏には、それぞれが蓄積してきた苦労があり、その苦労の上に‘やさしさ’もあるのだと思うからです。私は地域でさまざまな人に出会うたびにそのことを感じます。

 地域での人との出会いが私の活動の大きな支えになっている事は紛れもない事実なのです。

投稿者 hisaka : 2004年04月01日

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